2.5.2 データ更新

Symfoware .NET Data Providerを利用して、データを更新するには、以下の2つの方法があります。

Commandを利用する

Commandとはデータソースに対して実行するSQL文やストアドプロシジャのことです。Commandで更新SQL文を直接実行することで、データを更新できます。

[プログラム例]

        try
        {
            SymfowareConnection con = new SymfowareConnection("DATA SOURCE=127.0.0.1;PORT=2050;INITIAL CATALOG=TEST;USER ID=USER01;PASSWORD=PASS01");
            con.Open();
            SymfowareCommand com = con.CreateCommand();

            // Commandで更新SQL文を直接実行して、データを更新
            com.CommandText = " DELETE FROM SAMPLE1.TESTTBL";
            com.ExecuteNonQuery();

            con.Close();
            con.Dispose();
        }
        // エラー処理
        catch (Exception e1)
        {
            // エラー処理ルーチンを記述
        }

CommandBuilderを利用する
CommandBuilderを利用して自動作成される、INSERT文、UPDATE文、DELETE文を実行することで、データを更新できます。詳細は、“A.2.5 CommandBuilderを利用した更新”、“A.3.5 CommandBuilderを利用した更新”を参照してください。