アプリケーションがデータベースとのコネクションを接続・切断する方法について説明します。
コネクションの接続
アプリケーションがデータベースとのコネクションを接続するには、以下のメソッドで行います。
API名  | オブジェクト名  | メソッド名  | 
|---|---|---|
RDO  | rdoEnvironment  | OpenConnection  | 
ADO  | Connection  | Open  | 
ADO.NET  | OdbcConnection  | Open  | 
上記のメソッドには、以下に示す接続情報を含む文字列を設定します。
DSN=DSN01;UID=USER01;PWD=PASS01; (1) (2) (3)
(1) DSNキーワードには、登録したODOSのデータソース名を指定します。データソース名に、“;”、“-”、“/”、“<”、“>”および“%”は指定できません。
(2) UIDキーワードには、Symfoware/RDBに接続するための認可識別子を指定します。UIDキーワードに、“;”、“=”および“/”は指定できません。
ただし、以下の場合、UIDキーワードの指定は不要です。
ローカルアクセスの場合
接続先ホスト名に自端末のIPアドレス、自端末のホスト名、“localhost”またはループバックアドレスを指定したリモートアクセスの場合
(3) PWDキーワードには、パスワードを指定します。PWDキーワードに、“;”および“=”は指定できません。
ただし、以下の場合、PWDキーワードの指定は不要です。
ローカルアクセスの場合
接続先ホスト名に自端末のIPアドレス、自端末のホスト名、“localhost”またはループバックアドレスを指定したリモートアクセスの場合
コネクションの切断
アプリケーションがデータベースとのコネクションを切断するには、以下のメソッドで行います。
API名  | オブジェクト名  | メソッド名  | 
|---|---|---|
RDO  | rdoConnection  | Close  | 
ADO  | Connection  | Close  | 
ADO.NET  | OdbcConnection  | Close  | 
上記メソッドを利用して、データベースとのコネクションを接続・切断するサンプルコードの詳細については、それぞれ以下を参照してください。
RDOを利用する場合:B.2.1 接続および切断
ADOを利用する場合:B.3.1 接続および切断
ADO.NETを利用する場合:B.5.1 接続および切断