ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V12.7.0 アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)
FUJITSU Software

1.3 ODBCが利用できる各種アプリケーションと機能概要

ODBCを利用した一般的なアプリケーションには、以下のものがあります。

Access

データベースのGUI操作やVBA(Visual Basic for Applications)を利用したプログラミングができるアプリケーションです。

GUIを利用してSymfoware/RDBのデータベースを操作することができます。

Excel

表計算アプリケーションです。Symfoware/RDBのデータベースから情報を取得し、帳票などが作成できます。

Visual Basic

Windows(R)対応のアプリケーションが開発できるツールです。

Symfoware/RDBのデータベースのアクセス方法として、DAO(データアクセスオブジェクト)、RDO(リモートデータオブジェクト)およびADO(ActiveXデータオブジェクト)が提供されています。

利用者が意図したSQL文を実行できるためRDOを推奨します。

Visual Basic.NET

WebアプリケーションおよびWindows(R)対応のアプリケーションが開発できるツールです。

Symfoware/RDBのデータベースのアクセス方法として、ADOおよびADO.NET (ActiveXデータオブジェクト.NET)のアクセス方法が提供されています。

IIS

ODBCとの連携でデータベースにアクセスする機能を利用できるWebサーバです。

ASPのアプリケーションを作成して、Symfoware/RDBのデータベースにアクセスすることができます。

Visual C++

C++言語でMFCライブラリ(Microsoft Foundation Class Library)を利用して、Symfoware/RDBのデータベースにアクセスするアプリケーションが作成できます。

富士通 NetCOBOLシリーズ/PowerCOBOL97シリーズ

COBOLアプリケーションを作成する開発ツールです。

使い慣れたCOBOL言語でODBCを利用したアプリケーションの開発ができます。

Macromedia ColdFusion

ODBCとの連携でデータベースにアクセスできるWebサーバです。

注意

Symfoware ODOS(UniCode)は、以下の環境で利用できます。

  • Visual Basic(RDO)

  • Visual Basic .NET(ADO.NET)

  • Access 2013/2016/2019/2021

Symfoware ODOS(UniCode)については、“3.1 ODBCデータソースの登録”を参照してください。

ポイント

Symfoware/RDBの利用者制御機能を利用する場合

利用者制御機能を利用する場合は、以下の環境で運用することを推奨します。

  • Visual Basic(RDO、ADO)

  • ASP

  • Visual C++ 6.0 MFC

  • Visual Basic .NET(ADO、ADO.NET)

上記以外の製品を利用する場合、Symfoware Serverから返却されるインフォメーションメッセージが表示されないことがありますので、以下の点に注意が必要です。

  • ACCESS(GUI)、Excel(クエリ)

    パスワード期限を指定した場合、パスワードの変更催促期間のメッセージが出力されないため、パスワード期限に対して注意が必要です。

  • ACCESS(VBA)、Excel(VBA)、Visual Basic(DAO/ODBCDirect)

    パスワード期限を指定した場合、コネクション接続後にODBC関数でメッセージを取得してください。