XMLアダプタでは、データベースに格納したXMLデータに対して、XMLデータの構造を基本とした検索機能を提供するため、XMLデータ専用のインデックスを作成します。また、XMLデータのインデックスの構造は、検索の対象とするXMLデータの構造に応じて利用者が定義することができます。さらに、一度定義したXMLデータのインデックスの構造は、業務の変更に伴い自由に変更できます。
XMLデータのインデックスに対するこれらの操作は、SQLの定義文で行います。XMLデータのインデックスの定義について以下に示します。
図1.6 XMLデータのインデックスの定義
図に示すように、XMLデータのインデックスの操作は、SQLのCREATE DSO文、CREATE DSI文、CREATE XMLGROUP文、ALTER XMLGROUP文で行えます。
SQL文については、“1.4 XMLデータのインデックスの構成”を参照してください。