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Symfoware Server V12.7.0 WebDBtoolsユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.1.2 リスト要素を参照する演算子

x[n]

リストxの添字番号nの要素を参照します。nは数値のコンテキストで解釈されます。最初の要素位置は0です。

  • x[n]が左辺値として評価される場合
    xがリスト以外の場合は、xがリストに変換され、実際のデータ構造が変更されます。変換方法は、“7.7 コンテキスト”を参照してください。
    nがxのサイズ以上の値の場合は、xのサイズが n+1 となり、xのサイズからnまでの要素の値は未定義値となります。

  • それ以外の場合
    nがxのサイズ以上の値の場合は、未定義値が返されます。

x{key}

リストxのキーkeyの要素を参照します。キーとして指定できるのは、定数文字列だけです。引用符(「'」や「"」)で囲まずに、直接文字列を指定してください。

  • x{key}が左辺値として評価される場合
    xがリスト以外の場合は、xがリストに変換され、実際のデータ構造が変更されます。変換方法は、“7.7 コンテキスト”を参照してください。
    指定されたキーkeyがxの中に存在しない場合は、新しい要素が生成され、そのキーがkeyになります。新しい要素の位置は、リストの末尾です。

  • それ以外の場合
    keyが存在しない場合は、未定義値が返されます。