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Symfoware Server V12.7.0 WebDBtoolsユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.3 変数の置換

WebScriptセションは、変数に値を設定し、値を保持する機能をもっています。
フォーマットファイルの中では、この変数の値を参照することができます。すなわち、フォーマットファイルの中に書かれた変数をその値で置き換えることができます。

変数の種類

変数には、WebScriptセション中で定義されたもの、ブラウザなどから送られたものまたはシステムが定義するものなど複数の種類があります。詳細は、“7.3 変数”を参照してください。

変数の参照

フォーマットファイルの中に記述されたタグのパラメタの位置で、変数の値を参照することができます。参照することのできる表現を以下に示します。

【例】

var0
var1[30]
var2{key_a}[4]{key_b}

変数の置換方法

変数の置換を行うためには、置換を行う表現の直前に「$(」を、直後に「)」を記述してください。空白を入れないでください。

【例】
変数myVar0の値がリスト(10,20,30)である場合、(1)と(2)は同じことを意味しています。

(1) <INPUT TYPE="hidden" VALUE="$(myVar0[1])">
(2) <INPUT TYPE="hidden" VALUE="20">

さらに、置換を行う表現が、以下に示す表現をすべて満たしている場合は、「(」と「)」を省略できます。

【例】
変数myVar1の値が文字列「myfile.html」である場合、(1)と(2)は同じことを意味しています。

(1) <A HREF="$myVar1">表示したい文書</A>
(2) <A HREF="myfile.html">表示したい文書</A>