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Symfoware Server V12.7.0 インストールガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

H.2 再インストール時のファイルのバックアップ

ファイルのバックアップ作業について説明します。その他の作業手順については、“6.1 クラスタシステムでない場合の再インストール”を参照してください。

以下の手順で作業を行ってください。

1. 資源のバックアップ

移行作業中における資源の破壊に備えるため、以下の資源をrdbcprawコマンドでバックアップしておいてください。

  • RDBディクショナリ

  • RDBディレクトリファイル

  • データベーススペース

  • ログ管理ファイル

  • テンポラリログファイル

  • アーカイブログファイル(アーカイブログ運用時)

  • インダウトログファイル(インダウトログファイルを使用している場合)

スケーラブルログ運用を行っている場合は、以下の資源もバックアップしておいてください。

  • ロググループ管理ファイル

  • ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイル

  • ユーザロググループ用のログ管理ファイル

  • ユーザロググループ用のテンポラリログファイル

  • ユーザロググループ用のアーカイブログファイル(アーカイブログ運用時)

  • ユーザロググループ用のインダウトログファイル(インダウトログファイルを使用している場合)

監査ログ運用を行っている場合は、以下の資源もバックアップしておいてください。

  • 監査ログデータベース

  • ロググループ管理ファイル

  • 監査ログデータベースのログ管理ファイル

  • 監査ログデータベースのテンポラリログファイル

2. RDB構成パラメタファイルのバックアップ

/opt/FJSVrdb2b/etc/ディレクトリに格納している、以下のRDB構成パラメタファイルをバックアップしてください。

  • RDBシステム名.cfgファイル(RDBシステム名を付ける運用の場合)

  • rdbsysconfigファイル(RDBシステム名を付けない運用の場合)

3. デフォルトの共用バッファ定義ファイルのバックアップ

/opt/FJSVrdb2b/etc/ディレクトリに格納している、以下のデフォルトの共用バッファ定義ファイルをバックアップしてください。

  • rdbbufファイル

4. システム用の動作環境ファイルのバックアップ

/opt/FJSVrdb2b/etc/ディレクトリにシステム用の動作環境ファイルを格納している場合は、以下のシステム用の動作環境ファイルをバックアップしてください。

  • fssqlenvファイルまたはRDB構成パラメタファイルのRDBSQLENVパラメタに指定したファイル

5. ログ管理ファイルのバックアップ

/opt/FJSVrdb2b/etc/ディレクトリに格納している、以下のログ管理ファイルをバックアップしてください。

  • rdblogmanageファイル

6. サブプロシジャのバックアップ

/opt/FJSVrdb2b/etc/ディレクトリにサブプロシジャを格納している場合は、以下のサブプロシジャをバックアップしてください。

  • HSprocで始まるファイル

7. namespace.serのバックアップ

JDBCドライバを利用している場合は、<JDBCドライバインストール先ディレクトリ>/fjjdbc/etc配下のnamespace.serをバックアップしてください。

注意

JDBCドライバインストール先ディレクトリは、設定済みのCLASSPATH情報から確認することができます。アプリケーションごとに、CLASSPATH情報の確認方法を以下に説明します。

  • Interstage Application Serverを使用する場合

    Interstage 管理コンソール“クラスパス”から確認することができます。以下のように設定されていた場合は、“/opt/FJSVsymjd”がJDBCドライバインストール先ディレクトリとなります。

    CLASSPATH for Application:/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc4.jar

参照

Java EEを使用する際は、Interstage Application Serverのマニュアルを確認してください。

8. DBミラーリング動作環境ファイルのバックアップ

DBミラーリングシステムを利用している場合は、/opt/FJSVsymdx/etc配下のDBミラーリング動作環境ファイルをバックアップしてください。