[名称]
DBミラーリングシステムの状態取得コマンド
[形式]
lxrepmc -p -s レプリケーション業務名(Mirroring Controller用)
[機能説明]
Mirroring Controllerの機能(dxinfコマンド(オプションなし))を使用し、DBミラーリングシステムの情報を取得します。
[オプションの意味]
Mirroring Controllerのdxinfコマンドによって、DBミラーリングシステムの両ノードの状態を確認し、その結果を復帰値として出力します。
本コマンドを実行するレプリケーション業務(Mirroring Controller用)の業務名を指定します。
レプリケーション業務(Mirroring Controller用)の業務名は、Linkexpressの仕様に従い、32文字以内の英小文字を除く英数字で指定します。「-pオプション」が指定されている場合、以下のディレクトリにMirroring Controllerの状態値を出力する「レプリケーション業務名(Mirroring Controller用).dat」を作成します。
マルチRDB運用の場合 :動作環境ファイルのDEFMNGPATHパラメタ指定値/RDB名
シングルRDB運用の場合:動作環境ファイルのDEFMNGPATHパラメタ指定値/RDBII
[注意事項]
本コマンドで作成した「レプリケーション業務名(Mirroring Controller用).dat」は、本コマンドの終了時に削除はしません。トラブル時の調査資料として必要であるため、変名や削除はしないでください。
マルチRDB運用のときは、環境変数RDBNAMEで対象のRDBシステム名を設定してください。
本コマンドは複写先DBミラーリングシステム状態取得用シェルスクリプトまたはバッチファイルから使用してください。
本コマンドを実行する際は、事前にLinkexpress Replication optionの動作環境ファイルを作成してください。その時、REPLICATIONオペランドには、OFFを指定してください。
本コマンドの実行には、Mirroring Controllerのdxinfコマンドが動作するのに必要な環境変数が必要です。
[復帰値]
0:正常終了(本コマンドを実行したノードにおいて、差分データの格納を行うことができます)
1:正常終了(本コマンドを実行したノードにおいて、差分データの格納を行うことはできません)
2:正常終了(本ノードで差分データの格納が可能だが、相手ノードが未起動)
0,1,2以外:異常終了