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Linkexpress Replication optionV5.0L24 システム設計ガイド
FUJITSU Software

A.2 抽出データ項目の形式(Symfoware抽出レプリケーション(Nativeインタフェース)の場合)

ここでは、Symfoware抽出レプリケーション(Nativeインタフェース)でのデータベース抽出コマンド(lxextdbコマンド)で抽出されるデータ項目の形式について説明します。

各列のデータ型とデータ形式の対応を図A.3と図A.4に示します。

指定例は、コード系をEUCまたはシフトJISコード系で、バイトオーダを前進法として表現しています。

なお、可変長文字列型(CHARACTER VARYING)、可変長各国語文字列型(NATIONAL CHARACTER VARYING)およびBLOB型(BINARY LARGE OBJECT)のような可変長型の列の場合、以下のように抽出されるデータの形式が異なります。

図A.3 データ型とデータ形式の対応

備考1:定義属性とデータ形式の説明

    n :長さ
    p :精度
    q :位取り
    l :可変長文字列の有効なデータ長(バイト数)を表します。
    ln:可変長文字列の有効なデータ長(文字数)を表します。
    J :数字をそれぞれの文字の0~9で表します。
    j :データに対応する数値(16進数の0~9)を表します。
    t :符号(正:16進数のA,C,E,F 負:16進数のB,D)を表します。
    S :正または負の符号をそれぞれ文字の“+”または“-”で表します。
    Y :2バイトの二進数で西暦の年を表します。
    M :1バイトの二進数で月を表します。
    D :1バイトの二進数で日を表します。
    h :1バイトの二進数で時を表します。
    m :1バイトの二進数で分を表します。
    s :1バイトの二進数で秒を表します
    R :16進数で00000000を設定します。

備考2:指定例欄の枠内の文字は各国語を除き、すべて16進数です。

備考3:太枠部分は、符号けたまたはデータ長けたを表します。


図A.4 INTERVAL型とデータ形式の対応

備考:INTERVAL型の定義属性とデータ形式の説明

    n:1~9 (省略値:2)
    b:データ型に指定されたn (時間隔先行フィールドのけた数)により以下のように決定されます。

n

b

1~2

2byte

3~4

3byte

5~9

5byte

    S:正または負の符号をそれぞれ文字の“+”または“-”のどちらかで表します。
    Y:年をその格納サイズの二進数で表します。
    M:月をその格納サイズの二進数で表します。
    D:日をその格納サイズの二進数で表します。
    h:時間をその格納サイズの二進数で表します。
    m:分をその格納サイズの二進数で表します。
    s:秒をその格納サイズの二進数で表します。