以下に示すような大規模データベースに対するレプリケーションシステムでは、差分データの形式を“可変長ログ形式”とすることで、“標準形式”に比べ、効率のよい差分データを取得することが可能となります。
レプリケーション対象のデータベースにBYTEA型の列などの比較的データが大きい列が含まれる場合
抽出データ項目に可変長型のデータ項目が多く含まれる場合
以下にINSERT文を実行した場合の差分データ形式のイメージ図を示します。
差分データの形式を“可変長ログ形式”とするには、抽出定義とDBサービス定義に以下を指定します。詳細は、“コマンドリファレンス”の“lxrepcreコマンド”および“lxgensvコマンド”を参照してください。
設定内容 | 設定箇所 | 推奨値 |
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抽出定義のLOGTYPEオペランド | 抽出定義のLOGTYPEオペランドに以下を指定します。 LOGTYPE=LITTLE | |
DBサービス定義のLOGTYPEオペランド | DBサービス定義のLOGTYPEオペランドに以下を指定します。 LOGTYPE=little |