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Linkexpress Replication optionV5.0L24 システム設計ガイド
FUJITSU Software

1.2.8 大規模データベースの考慮

以下に示すような大規模データベースに対するレプリケーションシステムでは、差分データの形式を“可変長ログ形式”とすることで、“標準形式”に比べ、効率のよい差分データを取得することが可能となります。

以下にINSERT文を実行した場合の差分データ形式のイメージ図を示します。

差分データの形式を“可変長ログ形式”とするには、抽出定義とDBサービス定義に以下を指定します。詳細は、“コマンドリファレンス”の“lxrepcreコマンド”および“lxgensvコマンド”を参照してください。

設定内容

設定箇所

推奨値

差分データ形式

抽出定義のLOGTYPEオペランド

抽出定義のLOGTYPEオペランドに以下を指定します。

LOGTYPE=LITTLE

DBサービス定義のLOGTYPEオペランド

DBサービス定義のLOGTYPEオペランドに以下を指定します。

LOGTYPE=little