変更内容
複写元データベースがSymfoware Server(Nativeインタフェース)の場合に、環境変数RDBNAMEが設定されていない場合またはレプリケーションの動作環境ファイルが作成されていない場合に出力されるエラーメッセージが変更になりました。
以下のメッセージのメッセージIDが変更となります。
メッセージを出力するコマンド | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|
Linkexpress Replication optionのコマンド | RP04000 | RP01105 |
lxextdbコマンド | DB60022 | DB60062 |
RP04000 ファイル's*'が存在しません [メッセージの意味] ファイルが存在しないため、処理できません。 [パラメタの意味] s*: ファイル名 [システムの処理] このコマンドの処理を中止します。 [利用者の処置] 存在するファイル名を指定して、再実行してください。
メッセージ本文に設定されるファイル名は以下のいずれかです。
“/opt/FJSVlnkre/etc/lxrepconfig”
“/opt/FJSVlnkre/etc/RDBシステム名_rep.cfg”
“インストールディレクトリ(注)\etc\lxrepconfig”
“インストールディレクトリ(注)\etc\RDBシステム名_rep.cfg”
(注)Linkexpress Replication optionのインストールディレクトリです。
“/opt/FSUNlnkre/etc/lxrepconfig”
“/opt/FSUNlnkre/etc/RDBシステム名_rep.cfg”
DB60022 Replication environment file not found レプリケーションオプションの動作環境が存在しません [メッセージ種別] エラー [メッセージの意味] レプリケーションオプションの動作環境定義が見つかりませんでした。 [システムの処理] 処理を中止します。 [オペレータの処置] レプリケーションオプションが正しくインストールされているか確認し、問題を取り除いてから再度コマンドを実行してください。
RP01105 環境変数に誤りがあるかまたは動作環境ファイルが作成されていません [メッセージの意味] 以下のいずれかの理由が考えられます。 - 環境変数LXREPCONFIGが設定されていません。 - 環境変数RDBNAMEが設定されていません。 - 環境変数の指定に誤りがあります。 - 動作環境ファイルが作成されていません。 [システムの処理] このコマンドの処理を中止します。 [利用者の処置] 以下のいずれかの対処を行ってから、再実行してください。 <Symfoware Server(Openインタフェース)を複写元データベースとする場合> <環境変数LXREPCONFIGを設定していない場合> 環境変数LXREPCONFIGを設定してください。 <環境変数LXREPCONFIGの指定に誤りがある場合> 正しい動作環境ファイルのパス名を指定してください。 <その他の場合> 動作環境ファイルを作成してください。 <Symfoware Server(V11以前およびNativeインタフェース)を複写元データベースとする場合> <RDBシステム名を付ける運用の場合> <環境変数RDBNAMEを設定していない場合> 環境変数RDBNAMEを設定してください。 <環境変数RDBNAMEの指定に誤りがある場合> 正しいRDBシステム名を指定してください。 <その他の場合> 動作環境ファイルを作成してください。 <RDBシステム名を付けない運用の場合> <環境変数RDBNAMEを設定している場合> 環境変数RDBNAMEを削除してください。 <環境変数RDBNAMEを設定していない場合> 動作環境ファイルを作成してください。
DB60062 The environment variable is a mistake or the configuration file has not been created 環境変数に誤りがあるかまたは動作環境ファイルが作成されていません [メッセージの種別] エラー [メッセージの意味] 以下のいずれかの理由が考えられます。 - 環境変数LXREPCONFIGが設定されていません。 - 環境変数RDBNAMEが設定されていません。 - 環境変数の指定に誤りがあります。 - 動作環境ファイルが作成されていません。 [システムの処理] コマンドの処理を中止します。 [オペレータの処置] 以下のいずれかの対処を行ってから、再実行してください。 <Symfoware Server(Openインタフェース)を複写元データベースとする場合> <環境変数LXREPCONFIGを設定していない場合> 環境変数LXREPCONFIGを設定してください。 <環境変数LXREPCONFIGの指定に誤りがある場合> 正しい動作環境ファイルのパス名を指定してください。 <その他の場合> 動作環境ファイルを作成してください。 <Symfoware Server(V11以前およびNativeインタフェース)を複写元データベースとする場合> <RDBシステム名を付ける運用の場合> <環境変数RDBNAMEを設定していない場合> 環境変数RDBNAMEを設定してください。 <環境変数RDBNAMEの指定に誤りがある場合> 正しいRDBシステム名を指定してください。 <その他の場合> 動作環境ファイルを作成してください。 <RDBシステム名を付けない運用の場合> <環境変数RDBNAMEを設定している場合> 環境変数RDBNAMEを削除してください。 <環境変数RDBNAMEを設定していない場合> 動作環境ファイルを作成してください。
非互換
複写元データベースがSymfoware Server(V11以前およびNativeインタフェース)の場合、RDBシステム名を付けない運用を行っている場合に、アプリケーションでメッセージIDを解析している場合に影響があります。
対処方法
複写元データベースがSymfoware Server(V11以前およびNativeインタフェース)の場合、アプリケーションでメッセージIDを解析している場合は、変更後のメッセージIDを解析するよう、アプリケーションを変更してください。