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ServerView Resource Orchestrator V3 QA集
FUJITSU Software

6.40 Q0554

Q0554:ディスクリソースを2台のVMホスト(A,B)利用できるように定義しています。現在このディスクリソースはVMホスト(A)に配備された仮想L-Serverだけで利用されています。このため、ディスクリソースをVMホスト(A)だけ利用できるように定義を修正します。
定義の修正方法と配備済みの仮想L-Serverへの影響を教えてください。

A0554:

  1. VMホスト(A)に配備された仮想L-Serverの電源をOFFにします。または仮想L-Serverのディスクを未使用状態にします。

  2. 以下の注意事項を確認します。

    注意

    storage.rcxprop"CLEAN_VM_GUEST_DISK_RESOURCE=true"定義している場合

    rcxadm lserver detachコマンドを実行すると、ディスクリソースに対応するRawデバイス/パーティションのデータがすべて削除されます。

    ディスクリソースに対応するRawデバイス/パーティションのデータを保持する場合は、事前に以下の手順を実行してください。

    1. storage.rcxpropに定義された値を以下のように変更します。

      CLEAN_VM_GUEST_DISK_RESOURCE=false

      または"CLEAN_VM_GUEST_DISK_RESOURCE"の項目を削除してください。

    2. マネージャーを再起動します。

  3. 手順2.の注意事項を確認したうえで、以下のコマンドを実行します。

    # rcxadm lserver detach -name L-Server名 -disk ディスクリソース名 <RETURN>
  4. 以下のコマンドを実行し、L-Serverがディスクリソースを利用していないことを確認します。

    # rcxadm disk show -name ディスクリソース名 <RETURN>

    L-SERVER[num]が空欄で出力されることを確認してください。

  5. ストレージの関連付けを変更します。

    1. ストレージリソースの定義ファイル(XML)を編集します。

      ストレージリソースの定義ファイル(XML)がない場合は、rcxvmdisk/rcxvmdiskagtコマンドを実行してください。ストレージリソースの定義ファイル(XML)が作成されます。

      以下のVMホスト(B)に関する<VmHost>タグを削除します。

      <VmHost ip="VMホスト(B)のIPアドレス">
        <Disks>
          <Disk name="ディスク名" path="rawデバイスまたはパーティションのパス" size="ディスク容量"/>
        </Disks>
      </VmHost>
    2. 以下のコマンドを実行し、編集したストレージリソースの定義ファイル(XML)を反映します。

      # rcxadm disk modify -name ディスクリソース名 -file ストレージリソース定義ファイル(XML) <RETURN>