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ServerView Resource Orchestrator V3 QA集
FUJITSU Software

6.192 Q2511

Q2511:本製品とETERNUSストレージ(シン・プロビジョニング)連携方法教えてください。

A2511

本製品の物理L-Serverのストレージとして利用できるETERNUSストレージは、以下になります。

参照

【V3.1.0以降】

「設計ガイド CE」の「10.1.1 ストレージの割当て」の「ストレージ装置のシン・プロビジョニングを利用する方法」

【V3.0.0】

「導入ガイド CE」の「4.3.1.2 ストレージの構成」の「シン・プロビジョニングとの連携」


参照先のマニュアルには、以下について記述されています。

  • ストレージ管理製品(ESC)と連携し、ストレージ装置に作成されているTPVやFTVを、物理L-Serverのストレージとして利用できる

  • TPPからTPVを切り出して、物理L-Serverのストレージとして利用できる

  • FTRPからFTVを切り出して、物理L-Serverのストレージとして利用できる


詳細な手順を以下に記載します。


前提条件

本製品上で、ストレージ管理製品(ESC)との連携設定が必要です。


手順
  1. ETERNUSのWeb GUI画面でTPPまたはFTRPを作成します。

    TPVまたはFTVを物理L-Serverに接続する場合、ETERNUSのWeb GUI画面でTPVまたはFTVを作成します。

  2. ESC上でETERNUSストレージを検索・登録します。

  3. インフラ管理者がシン・プロビジョニング属性のストレージプールを本製品に作成します。

    参照

    詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

    【V3.1.0以降】

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「20.2 作成」

    【V3.0.0】

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「12.2 リソースプールの操作」

  4. インフラ管理者がESCをストレージ管理製品として本製品に登録します。

    TPP、FTRPに対応する仮想ストレージリソースが自動的に検出されます。

    TPV、FTVに対応するディスクリソースが自動的に検出されます。

    参照

    詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

    【V3.1.0以降】

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.3 ストレージ管理製品」

    【V3.0.0】

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「2.3 ストレージ管理製品」

  5. 検出された仮想ストレージリソースやディスクリソースをシン・プロビジョニング属性のストレージプールに登録します。

    シン・プロビジョニング属性が設定されていないストレージプールには登録できません。

    参照

    詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

    【V3.1.0以降】

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「14.5 ストレージリソース」

    【V3.0.0】

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.5 ストレージリソース」

ポイント

  • ETERNUSストレージ(シン・プロビジョニング)との連携後の運用は、ほかのストレージを利用する場合と同様です。

  • テナント利用者はETERNUSストレージの形式を意識せずに操作できます。

  • 物理L-Serverのストレージに仮想ストレージを選択した場合、TPVやFTVが自動的に作成されます。