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ServerView Resource Orchestrator V3 QA集
FUJITSU Software

6.130 Q1545

Q1545:VMwareで、分散仮想スイッチ(VMware vDS)のポートグループ名またはVLAN IDを変更した場合の影響教えてください。

A1545:

ポートグループ名の変更による影響
配備済みの仮想L-Serverの場合

特に影響はありません。
VMware上の名前が変わっても、すでに接続している仮想L-Serverの通信は維持されます。

新規に配備される仮想L-Serverの場合

仮想L-Serverの配備時にエラーになります。
分散仮想ネットワーク定義ファイル(vnetwork_vmware.rcxprop)のポートグループ名を、変更後のポートグループ名に修正する必要があります。

VLAN IDの変更による影響
配備済みの仮想L-Serverの場合

VLAN IDの不整合が生じるため、仮想L-Serverとの通信が遮断されます。
分散仮想スイッチだけではなく、ネットワーク全体のVLAN IDを変更してください。

新規に配備される仮想L-Serverの場合

変更後のVLAN IDに対応するネットワークリソースがない場合、仮想L-Serverを新規に配備できません。
分散仮想スイッチ(VMware vDS)のポートグループに設定するVLAN IDを変更し、それに応じて分散仮想ネットワーク定義ファイルを変更した場合、変更後のVLAN IDに対応するネットワークリソースが必要です。

参考

仮想L-Server作成する際に接続するポートグループ名決定方法

ネットワークリソースに定義されたVLAN IDをキーにして、分散仮想ネットワーク定義ファイル(vnetwork_vmware.rcxprop)内のポートグループ名を検索します。

以下は、分散仮想ネットワーク定義ファイル(vnetwork_vmware.rcxprop)の書式です。

"分散仮想スイッチのポートグループ名"=VLAN ID[,VLAN ID...]

ポイント

ネットワークリソースのVLAN IDは変更できません。
このため、変更後のVLAN IDに対応するネットワークリソースを作成する必要があります。