Q0325:イメージ採取では、使用していないディスク領域のデータも採取されますか?また、イメージ操作にはどのくらい時間がかかりますか?
A0325:
イメージ採取では、使用しているディスク領域だけを採取します。操作時間については以下のとおりです。
例
バックアップ
リストア
クローニングイメージの採取
バックアップおよびクローニングイメージ採取を実施する管理対象サーバの使用容量については、管理対象サーバのOS上で確認してください。
サーバやクライアントの性能、ストレージやOSの種類、ネットワークの状態などによって、かかる時間は変化します。このため、以下は目安になります。
DR-DOS: 約5分
Windows PE: 約1~2分
クローニングイメージを配付したあとに、ホスト名や、管理LANのIPアドレスなどの固有情報が再設定されます。それらの処理にかかる時間が上記の時間に加算されます。この時間は環境によって異なります。
参考
管理対象サーバごとにDR-DOSまたはWindows PEが設定されています。
以下のコマンドで、設定されているブートエージェントの情報を確認できます。
> インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxadm server list -bootagt <RETURN>
本コマンドの利用には、緊急修正T006147WP-01以降が適用されている必要があります。
# /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm server list -bootagt <RETURN>
本コマンドの利用には、緊急修正T006292LP-01以降が適用されている必要があります。
なお、管理サーバがLinuxの場合、Windows PEは以下の環境でサポートしています。
緊急修正の適用は不要です。
T007218LP-02以降が適用されている環境。
T006292LP-11以降が適用されている環境。
参照
コマンドの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。
「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.11 rcxadm server」
「リファレンスガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「1.3.12 rcxadm server」
「リファレンスガイド (コマンド/XML編) VE」の「3.4 rcxadm server」
「リファレンスガイド (コマンド/XML編) VE」の「3.2 rcxadm server」
「コマンドリファレンス VE」の「3.2 rcxadm server」