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ServerView Resource Orchestrator V3 QA集
FUJITSU Software

4.20 Q0325

Q0325:イメージ採取では、使用していないディスク領域のデータも採取されます?また、イメージ操作はどのくらい時間がかかります?

A0325:

イメージ採取では、使用しているディスク領域だけを採取します。操作時間については以下のとおりです。

[条件1]実行する操作
  • バックアップ

  • リストア

  • クローニングイメージの採取

[条件2]ディスクの使用容量: 約1GB

バックアップおよびクローニングイメージ採取を実施する管理対象サーバの使用容量については、管理対象サーバのOS上で確認してください。

操作にかかる時間

サーバやクライアントの性能、ストレージやOSの種類、ネットワークの状態などによって、かかる時間は変化します。このため、以下は目安になります。

  • DR-DOS: 約5分

  • Windows PE: 約1~2分

実行する操作にクローニングイメージの配付が含まれる場合

クローニングイメージを配付したあとに、ホスト名や、管理LANのIPアドレスなどの固有情報が再設定されます。それらの処理にかかる時間が上記の時間に加算されます。この時間は環境によって異なります。

参考

管理対象サーバごとにDR-DOSまたはWindows PEが設定されています。

以下のコマンドで、設定されているブートエージェントの情報を確認できます。

Windows【Windowsマネージャー】
> インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxadm server list -bootagt <RETURN>
【V3.0.0(Windows)】

本コマンドの利用には、緊急修正T006147WP-01以降が適用されている必要があります。

Linux【Linuxマネージャー】
# /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm server list -bootagt <RETURN>
【V3.0.0(Linux)】

本コマンドの利用には、緊急修正T006292LP-01以降が適用されている必要があります。

なお、管理サーバがLinuxの場合、Windows PEは以下の環境でサポートしています。

【V3.1.1】

緊急修正の適用は不要です。

【V3.1.0】

T007218LP-02以降が適用されている環境。

【V3.0.0】

T006292LP-11以降が適用されている環境。

参照

コマンドの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

【Cloud Edition】
【V3.1.0以降】

「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.11 rcxadm server」

【V3.0.0(Linux)】【V3.0.0(Windows)】

「リファレンスガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「1.3.12 rcxadm server」

【Express】【Virtual Edition】
【V3.2.0以降】

「リファレンスガイド (コマンド/XML編) VE」の「3.4 rcxadm server」

【V3.2.0以降】

「リファレンスガイド (コマンド/XML編) VE」の「3.2 rcxadm server」

【V3.0.0(Linux)】【V3.0.0(Windows)】

「コマンドリファレンス VE」の「3.2 rcxadm server」