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ServerView Resource Orchestrator V3 QA集
FUJITSU Software

3.6 Q0207

Q0207:RORで管理されているサーバ、bondingを使用したLAN冗長化を実施できますか?

A0207:

業務LAN

bondingを使用しても問題ありません。

管理LAN

bondingの使用を推奨していません。bondingを使用する場合は、以下の注意事項があります。

  • bondingを待機系で運用している場合は、サーバ切替えとバックアップ・リストア機能は使用できません。これらの機能を使用する場合は、運用系に制御を復旧してください。

  • クローニングイメージ機能は利用できません。この機能を利用する場合は、以下の手順を実行してください。

    1. 手動で管理LANと業務LANの冗長化設定を解除します。

    2. クローニングイメージ操作を実施します。

    3. 手順2.の操作が完了したあと、管理LANと業務LANの冗長化設定を実施します。

なお、管理LANの冗長化にはPRIMECLUSTER GLSを推奨しています。PRIMECLUSTER GLSを使用して管理LANを冗長化する 場合は、以下の注意事項があります。

  • クローニングイメージ機能を利用する場合は、以下の手順を実行してください。

    1. 手動で管理LANと業務LANの冗長化設定を解除します。

      ネットワークパラメーター自動設定機能を利用している場合は、業務LANの冗長化設定は自動的に解除されます。また、Linux環境でネットワークパラメーター自動設定機能を利用している場合は、管理LANの冗長化設定も自動的に解除されます。

    2. クローニングイメージ操作を実施します。

    3. 手順2.の操作が完了したあと、管理LANと業務LANの冗長化設定を実施します。

    参照

    【V3.1.0以降】

    「操作ガイド VE」の「17.6 クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」

    【V3.0.0】

    「操作ガイド VE」の「7.6 クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」