Q0207:RORで管理されているサーバに、bondingを使用したLANの冗長化を実施できますか?
A0207:
bondingを使用しても問題ありません。
bondingの使用を推奨していません。bondingを使用する場合は、以下の注意事項があります。
bondingを待機系で運用している場合は、サーバ切替えとバックアップ・リストア機能は使用できません。これらの機能を使用する場合は、運用系に制御を復旧してください。
クローニングイメージ機能は利用できません。この機能を利用する場合は、以下の手順を実行してください。
手動で管理LANと業務LANの冗長化設定を解除します。
クローニングイメージ操作を実施します。
手順2.の操作が完了したあと、管理LANと業務LANの冗長化設定を実施します。
なお、管理LANの冗長化にはPRIMECLUSTER GLSを推奨しています。PRIMECLUSTER GLSを使用して管理LANを冗長化する 場合は、以下の注意事項があります。
クローニングイメージ機能を利用する場合は、以下の手順を実行してください。
手動で管理LANと業務LANの冗長化設定を解除します。
ネットワークパラメーター自動設定機能を利用している場合は、業務LANの冗長化設定は自動的に解除されます。また、Linux環境でネットワークパラメーター自動設定機能を利用している場合は、管理LANの冗長化設定も自動的に解除されます。
クローニングイメージ操作を実施します。
手順2.の操作が完了したあと、管理LANと業務LANの冗長化設定を実施します。
参照
「操作ガイド VE」の「17.6 クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」
「操作ガイド VE」の「7.6 クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」