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ServerView Resource Orchestrator V3 QA集
FUJITSU Software

2.53 Q0165

Q0165:シック・プロビジョニング属性のストレージプールに仮想ストレージを複数登録している場合、L-Server配備時にどのような基準自動選択されますか?

A0165:

仮想ストレージの自動選択ロジックは、以下のとおりです。

  1. リソース登録されている仮想ストレージの空き容量が、L-Serverに指定された容量を満たしているか確認します。

  2. 手順1.の条件を満たす仮想ストレージに対して、以下の計算を実施します。

    • 仮想ストレージの実際の空き容量 - RORがL-Serverに割り当てたディスクサイズの合計

    • 仮想ストレージの全体容量 - RORがL-Serverに割り当てたディスクサイズの合計

    注意

    RORが割り当てるディスクサイズ以外に、スナップショットなどで使用されるディスクリソースがある場合など、実際の空き容量とRORが割り付けたディスクサイズを差し引いたリソース量が異なる場合があります。

  3. 手順2.の結果、空き容量が最大の仮想ストレージを、選択する仮想ストレージとします。

参考

仮想ストレージを任意で選択する場合は、[使用するリソース種別]に[仮想ストレージ]を指定してください。