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ServerView Resource Orchestrator V3 QA集
FUJITSU Software

2.35 Q0138

Q0138:CPUリソースの割当てにいて、CPU数とCPU性能の相関関係教えてください。

A0138:

CPUリソースは、割り当てたCPUに対してCPU性能として設定した使用率までしか使えないようにします。

例えば、2GHzのデュアルコアCPU数が4個(コア数8)の場合、L-Server作成時にCPU数を2、CPU性能を1として登録すると、仮想ゲストOSからは1GHzのCPUが2個あることになります。
同じ条件でL-Serverを作成する場合、L-Serverを8個まで作成できます。

また、2GHzのシングルコアCPUが1個の場合、L-ServerのCPU数を1、CPU性能を1として設定すると、同じ設定のL-Serverを2つまで作成でき、かつ、起動できます。ただし、VMwareがCPUコアを1つ占有しますので、その分は除外する必要があります。

CPUリソース

L-Server作成時の
指定内容

ゲストOSから見たL-ServerのCPU

作成できるL-Serverの数

CPU数

CPU性能

2GHzデュアルコアCPUが4つ (コア数8)

2

1

1GHzのCPUが2つ

最大8つ

2GHzシングルコアCPUが1つ (コア数1)

1

1

1GHzのCPUが1つ

最大2つ

(ただし、VMwareがコアを1つ占有)

ポイント

リソースプール量を超えたL-Serverの作成はできません。このため、上記のデュアルコアCPUの例で、L-Serverを同時に起動させなかったとしても、同じ設定のL-Serverを9つ以上作成することはできません。