ここでは、クラスタノードの移行手順について説明します。
注意
管理OS異常切替機能を使用している環境の場合は、管理OS、ゲストOSともにアップグレードしてください。アップグレードはどちらから実施しても問題ありません。
管理OSのアップグレードを実施する場合は、ゲストOSを停止してください。
GDSのネットミラーボリュームが存在するシステムにおいてアップグレードを行う場合、アップグレード後の最初のシステム起動時に、ネットミラーボリュームの高速等価性コピーではなく、ネットミラーボリュームの領域全体の等価性コピーが実行されることがあります。
/etc/modprobe.d/gds.confファイルが存在し、"options sfdsksys sfdsksys_major=<メジャー番号>"が記載されているシステムにおいて、アップグレードする場合、以下の操作を実施してください。
[アップグレード前]
/etc/modprobe.d/gds.confファイルを削除してください。
システムディスクのミラーリングを設定している場合、システムディスクのミラーリングを解除してください。
[アップグレード後]
[アップグレード前]の操作においてシステムディスクのミラーリングを解除した場合は、システムディスクのミラーリングを再設定してください。