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PRIMECLUSTER HA Server 4.7A00 インストールガイド

2.1.1 ソフトウェア環境

  1. 前提基本ソフトウェア

    本ソフトウェアを使用する場合、以下の基本ソフトウェアが必要です。

    項番

    基本ソフトウェア名

    Kernel

    備考

    1

    Red Hat Enterprise Linux 8.2 (for Intel64)

    kernel-4.18.0-193.el8以降をサポート

    2

    Red Hat Enterprise Linux 8.4 (for Intel64)

    kernel-4.18.0-305.el8以降をサポート

    3

    Red Hat Enterprise Linux 8.6 (for Intel64)

    kernel-4.18.0-372.9.1.el8以降をサポート

    4

    Red Hat Enterprise Linux 9.0 (for Intel64)

    kernel-5.14.0-70.13.1.el9_0以降をサポート

    本体処理装置がサポートするカーネルバージョンについては下記ホームページを参照してください。
    https://www.fujitsu.com/jp/products/computing/servers/

    本ソフトウェアは、上記基本ソフトウェア上で動作する場合、OSを最低限のオプションでインストールしたパッケージの他に追加で必要なパッケージがあります。追加が必要なパッケージについては、「付録C インストールが必要なOSパッケージ」を参照してください。

    注意

    • GDSを使用してシステムディスクをミラーリングする場合、UEFIモードでOSをインストールする必要があります。

    • 下記の動作環境への対応状況は、当社技術員にお問い合わせください。PRIMECLUSTERの修正適用が必要な場合があります。

      • errataカーネル

      • 表に記載されているものより新しいバージョンの基本ソフトウェア

  2. 必須ソフトウェア

    本ソフトウェアを使用する場合、以下のソフトウェアが必要です。

    [GDSのサーバ間ミラーリング機能を使用する場合]

    項番

    製品名

    パッケージ名

    バージョン

    備考

    1

    ストレージターゲットの管理用のシェル

    targetcli

    2

    パケットフィルタリング機能

    iptables

    Red Hat Enterprise Linux 8の場合

    nftables

    Red Hat Enterprise Linux 9の場合

    [PRIMEQUEST 3000 シリーズの物理環境の場合]

    項番

    製品名

    パッケージ名

    バージョン

    備考

    1

    HBA閉塞機能

    FJSVfefpcl

    iRMC非同期監視機能を使用するためにインストールする必要があります。

    [PRIMEQUEST 3000 シリーズのKVM環境の場合]

    項番

    製品名

    パッケージ名

    バージョン

    備考

    1

    HBA閉塞機能

    FJSVfefpcl

    管理OS異常切替機能を使用する場合、管理OSにインストールする必要があります。

    [PRIMERGY(RX4770M3, RX1330M3, TX1320M3, TX1330M3を除く)環境の場合]

    項番

    製品名

    パッケージ名

    バージョン

    備考

    1

    OSステータス通知機能

    FJSVossn

    iRMC非同期監視機能を使用するためにインストールする必要があります。

    [VMware環境の場合]

    項番

    製品名

    パッケージ名

    バージョン

    備考

    1

    VMware vSphere

    7.0

    2

    VMware vCenter Server

    7.0

    VMware vCenter Server連携機能を使用する場合は必須。

    [Red Hat OpenStack Platform環境の場合]

    項番

    製品名

    パッケージ名

    バージョン

    備考

    1

    Red Hat OpenStack Platform

    13以降

    [FUJITSU Hybrid IT Service for AWS環境、Amazon Web Services環境の場合]

    項番

    製品名

    パッケージ名

    バージョン

    備考

    1

    AWS Command Line Interface

    バージョン1(1.16以降)

    /usr/local/aws、/usr/local/binではなく、rootユーザ向け(/root/.local/bin)にインストールしてください。インストール後は、AWS Command Line Interfaceに対し、パスが通っていることを確認してください。

    [FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft Azure環境、Microsoft Azure環境の場合]

    項番

    製品名

    パッケージ名

    バージョン

    備考

    1

    Azure コマンドラインインタフェース

    2.0.72以降

    rootユーザで実行できるようにインストールしてください。インストール後は、Azure CLIに対し、パスが通っていることを確認してください。

    [PC]

    Web-Based Admin Viewのクライアントとして使用します。

    詳細は、「2.1.2 ハードウェア環境」の「3. 関連ハードウェア」を参照してください。

    • Web-Based Admin View

      項番

      OS

      ブラウザ

      備考

      1

      Windows(R) 11

      Microsoft Edge

      いずれかが必須

      2

      Windows(R) 10

      3

      Windows Server(R) 2022

      Internet Explorer 11

      Microsoft Edge

      4

      Windows Server(R) 2019

      5

      Windows Server(R) 2016

      6

      Windows Server(R) 2012 R2

      7

      Windows Server(R) 2012

      FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O環境の場合は、上記の代わりに以下のソフトウェアが必要です。

      項番

      OS

      ブラウザ

      備考

      1

      Windows Server(R) 2022

      Internet Explorer 11
      Microsoft Edge

      いずれかが必須。

      2

      Windows Server(R) 2019

      3

      Windows Server(R) 2016

      4

      Windows Server(R) 2012 R2

  3. 排他ソフトウェア

    ありません。

  4. 必須パッチ

    ありません。