ホスト帳票受信サービスを経由した電子化(リスト管理サーバとの連携),PDF変換で出力結果がおかしい場合、再現環境においてデータを採取します。
参考
ホスト帳票受信サービスの調査で必要となるファイルは、「.cjm」ファイルです。これは、メインフレームのAPS/NPが送信したデータです。
ホスト帳票受信サービスの.cjmファイルの採取方法を以下に示します。コマンド実行時のロケールはja_JP.eucJPを指定し、LC_ALL環境変数も設定してください。
メインフレームからホスト帳票を受信するサーバで、以下の作業を行ってください。
データ採取の開始
Linkexpressのサービス停止
以下のコマンドで、Linkexpressのデーモンを停止します。
/opt/FSUNlnkexp/bin/lxstpsys
ホスト帳票受信サービスの停止
以下のコマンドで、ホスト帳票受信サービスのデーモンを停止します。
/opt/FJSVpmmf/bin/stppmmf
データ採取の設定
以下の設定ファイルを編集します。
vi /opt/FJSVpmmf/prtmfsv.ini
[Setup]
・
・
・
GenerationMFSV=on
GenerationMF=on
appl=@_PRTMF
Jobtype=sysout
StartUpInfo=keep
・
・
データを採取するには、[Setup]セクションのStartUpInfoキーの値を初期値のwarmからkeepに変更します。
注意
上記のセクション・キー以外の設定値は変更しないでください。
Linkexpressのサービス開始
以下のコマンドで、Linkexpressのデーモンを開始します。
/opt/FSUNlnkexp/bin/lxstrsys
ホスト帳票受信サービスの開始
以下のコマンドで、ホスト帳票受信サービスのデーモンを開始します。
/opt/FJSVpmmf/bin/strpmmf
帳票を出力する
メインフレームより、問題となっている帳票を出力させます。
ファイルを送付
ホスト帳票受信サービスのインストールディレクトリ/DATA配下に作成される「.cjm」ファイルを圧縮して弊社技術員に送付してください。
データ採取の停止
Linkexpressのサービス停止
以下のコマンドで、Linkexpressのデーモンを停止します。
/opt/FSUNlnkexp/bin/lxstpsys
ホスト帳票受信サービスの停止
以下のコマンドで、ホスト帳票受信サービスのデーモンを停止します。
/opt/FJSVpmmf/bin/stppmmf
ファイルの削除
ホスト帳票受信サービスのインストールディレクトリ/DATA配下の「.cjm」ファイルをOSの削除コマンドで削除します。
データ採取の設定の解除
以下の設定ファイルを編集します。
vi /opt/FJSVpmmf/prtmfsv.ini
[Setup]
・
・
・
GenerationMFSV=on
GenerationMF=on
appl=@_PRTMF
Jobtype=sysout
StartUpInfo=warm
・
・
データの採取をしないようにするには、[Setup]セクションのStartUpInfoキーを初期値のwarmに変更します。
注意
上記のセクション・キー以外の設定値は変更しないでください。
Linkexpressのサービス開始
以下のコマンドで、Linkexpressのデーモンを開始します。
/opt/FSUNlnkexp/bin/lxstrsys
ホスト帳票受信サービスの開始
以下のコマンドで、ホスト帳票受信サービスのデーモンを開始します。
/opt/FJSVpmmf/bin/strpmmf