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Interstage List Works V11.0.0 ホスト帳票受信サービス手引書
FUJITSU Software

7.2.1 ホスト帳票受信サービスのデータ

ホスト帳票受信サービスを経由した電子化(リスト管理サーバとの連携),PDF変換で出力結果がおかしい場合、再現環境においてデータを採取します。

参考

ホスト帳票受信サービスの調査で必要となるファイルは、「.cjm」ファイルです。これは、メインフレームのAPS/NPが送信したデータです。

ホスト帳票受信サービスの.cjmファイルの採取方法を以下に示します。コマンド実行時のロケールはja_JP.eucJPを指定し、LC_ALL環境変数も設定してください。

メインフレームからホスト帳票を受信するサーバで、以下の作業を行ってください。

データ採取の開始

  1. Linkexpressのサービス停止

    以下のコマンドで、Linkexpressのデーモンを停止します。

    /opt/FSUNlnkexp/bin/lxstpsys

  2. ホスト帳票受信サービスの停止

    以下のコマンドで、ホスト帳票受信サービスのデーモンを停止します。

    /opt/FJSVpmmf/bin/stppmmf

  3. データ採取の設定

    以下の設定ファイルを編集します。

    vi /opt/FJSVpmmf/prtmfsv.ini

    [Setup]
    ・
    ・
    ・
    GenerationMFSV=on
    GenerationMF=on
    appl=@_PRTMF
    Jobtype=sysout
    StartUpInfo=keep
    ・
    ・

    データを採取するには、[Setup]セクションのStartUpInfoキーの値を初期値のwarmからkeepに変更します。

    注意

    上記のセクション・キー以外の設定値は変更しないでください。

  4. Linkexpressのサービス開始

    以下のコマンドで、Linkexpressのデーモンを開始します。

    /opt/FSUNlnkexp/bin/lxstrsys

  5. ホスト帳票受信サービスの開始

    以下のコマンドで、ホスト帳票受信サービスのデーモンを開始します。

    /opt/FJSVpmmf/bin/strpmmf

  6. 帳票を出力する

    メインフレームより、問題となっている帳票を出力させます。

  7. ファイルを送付

    ホスト帳票受信サービスのインストールディレクトリ/DATA配下に作成される「.cjm」ファイルを圧縮して弊社技術員に送付してください。

データ採取の停止

  1. Linkexpressのサービス停止

    以下のコマンドで、Linkexpressのデーモンを停止します。

    /opt/FSUNlnkexp/bin/lxstpsys

  2. ホスト帳票受信サービスの停止

    以下のコマンドで、ホスト帳票受信サービスのデーモンを停止します。

    /opt/FJSVpmmf/bin/stppmmf

  3. ファイルの削除

    ホスト帳票受信サービスのインストールディレクトリ/DATA配下の「.cjm」ファイルをOSの削除コマンドで削除します。

  4. データ採取の設定の解除

    以下の設定ファイルを編集します。

    vi /opt/FJSVpmmf/prtmfsv.ini

    [Setup]
    ・
    ・
    ・
    GenerationMFSV=on
    GenerationMF=on
    appl=@_PRTMF
    Jobtype=sysout
    StartUpInfo=warm
    ・
    ・

    データの採取をしないようにするには、[Setup]セクションのStartUpInfoキーを初期値のwarmに変更します。

    注意

    上記のセクション・キー以外の設定値は変更しないでください。

  5. Linkexpressのサービス開始

    以下のコマンドで、Linkexpressのデーモンを開始します。

    /opt/FSUNlnkexp/bin/lxstrsys

  6. ホスト帳票受信サービスの開始

    以下のコマンドで、ホスト帳票受信サービスのデーモンを開始します。

    /opt/FJSVpmmf/bin/strpmmf