ログデータは、共通部と固有部から構成されます。共通部は処理種別を問わず共通です。固有部は処理種別ごとに異なる情報が出力されます。出力されるログは、処理ごとに1行のデータになります。
ログの形式を以下に示します。「-」の欄は対象情報がなく、表計算ソフトなどで表示したときに空白が表示されます。
分類 | 項目 | 帳票処理 | |
---|---|---|---|
受信 | 振り分け | ||
共 | 年月日 (西暦/月/日) | 帳票処理した年月日 | |
時分秒 (時:分:秒) | 帳票処理した時刻 | ||
フォルダ種別 | “受信” (固定文字列) | ||
処理種別 | “受信” (固定文字列) | “振り分け” (固定文字列) | |
ユーザID | - | - | |
ステータス | “情報”、“警告”、“修正”、“エラー”のいずれか1つ | ||
詳細情報 | 復帰時の詳細情報 (備考1) | ||
固 | 帳票ID | 処理対象帳票の識別子 | |
帳票名 | 処理対象帳票の帳票名 | ||
入力サーバ名 | ホスト名 | 処理を行うサーバ名 | |
入力フォルダ名 | 帳票受信形態 (備考2) | - | |
入力ファイル名 | 帳票ファイル名 | 帳票ファイル名 | |
出力サーバ名 | - | 自サーバ名または"*" | |
出力フォルダ名 | - | リスト管理サーバの受信フォルダ | |
出力ファイル名 | - | 出力ファイル名 (備考4) | |
その他1 | ホスト情報 (備考3) | - | |
その他2 | - | - |
備考1: ステータスが “警告/修正/エラー”のときだけメッセージが出力されます。出力されるメッセージは以下の形式です。
“帳票の配信処理でエラーが発生しました。エラーコード(xxxxxxxx) ”
(xxxxxxxx)にはエラーコードが出力されます。
エラーの詳細については、出力されたエラーコードを “6.1.2 詳細エラーコード” で確認してください。
備考2: 帳票受信形態は、以下の形式です。
メインフレームから帳票を受信した場合、“FILE”が出力されます。
備考3: ホスト情報は以下の形式です。
“APS ライタ名、ジョブ種別、ジョブ名、ジョブ番号”
ジョブ種別には、“BATCH ”、“DEMAND”,“LD”の中の1つが出力されます。
備考4: 帳票をPDF変換する場合に、PDF変換した後のファイル名が出力されます。
ログの出力例を示します。ログの各項目は、以下の形式で出力されます。
年月日,時分秒,フォルダ種別,処理種別,ユーザID,ステータス,詳細情報,帳票ID,帳票名,入力サーバ名,入力フォルダ名,入力ファイル名,出力サーバ名,出力フォルダ名,出力ファイル名,その他1,その他2 |
注意
CSVファイルの出力文字コードは、シフトJIS コードです。