メインフレームから受信したホスト帳票をPDF変換して配信するためには、ホスト帳票を受信するサーバにList Creatorを導入します。
List Creatorの導入については、“List Creatorのマニュアル”を参照してください。 |
注意
PDF変換時の印刷仕様については、“A.2 印刷属性の仕様”を参照してください。
利用者定義文字を使用する場合は、Charset Managerを使用してメインフレームからホスト帳票を受信するサーバに文字パターンを登録する必要があります。
Charset Managerを使用しての文字パターンの登録については、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。 |
JEF拡張漢字、JIS第一水準、およびJIS第二水準のフォントが、“_”(アンダーバー)となる場合は、Charset Managerの標準コード変換機能で、UnicodeとJEFコードの外字域対応定義を行う必要があります。
Charset Managerを使用しての外字域対応定義については、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。 |
PDFファイルのセキュリティ情報(開く場合のパスワードなど)は暗号化せずにメインフレームからホスト帳票を受信するサーバヘ配信され、一時ファイルに格納されます。不当な外部からのアクセスに注意してください。
PDF変換は多重処理のため、同一PDFファイル名に同時に配信すると、PDF変換エラーとなる場合があります。
標準FCB/LPCI(STD1、STD2、STD3)を使用する場合は、他のFCB/LPCIと同様に以下に格納してください。
Charset Managerの/usr/lib/FJSVlp/fcbe
非エンベッド時(PDF-EMBEDを指定しない場合)は、システムフォントのみ表示されます。
環境定義の記述形式
環境定義の記述形式を以下に示します。
appl,応用プログラム名 pathname,相手システム名,パス定義名,DTS業務番号
振り分け条件定義レコード(msレコード) ms,条件グループ名,*(!PDF)
環境定義の詳細については、“3.8 環境定義ファイル”を参照してください。 |
参考
ホスト帳票受信サービスとList Creatorの連携は、配信環境定義で“!PDF”を指定することで実現しています。
また、PDF変換するときのPDFファイル名は、ASSORT仕分け定義体で定義します。