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Interstage List Works V11.0.0 ホスト帳票受信サービス手引書
FUJITSU Software

3.6.4 List Creatorと連携するための環境構築

メインフレームから受信したホスト帳票をPDF変換して配信するためには、ホスト帳票を受信するサーバにList Creatorを導入します。

List Creatorの導入については、“List Creatorのマニュアル”を参照してください。

注意

  • PDF変換時の印刷仕様については、“A.2 印刷属性の仕様”を参照してください。

  • 利用者定義文字を使用する場合は、Charset Managerを使用してメインフレームからホスト帳票を受信するサーバに文字パターンを登録する必要があります。

    Charset Managerを使用しての文字パターンの登録については、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。
  • JEF拡張漢字、JIS第一水準、およびJIS第二水準のフォントが、“_”(アンダーバー)となる場合は、Charset Managerの標準コード変換機能で、UnicodeとJEFコードの外字域対応定義を行う必要があります。

    Charset Managerを使用しての外字域対応定義については、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。
  • PDFファイルのセキュリティ情報(開く場合のパスワードなど)は暗号化せずにメインフレームからホスト帳票を受信するサーバヘ配信され、一時ファイルに格納されます。不当な外部からのアクセスに注意してください。

  • PDF変換は多重処理のため、同一PDFファイル名に同時に配信すると、PDF変換エラーとなる場合があります。

  • 標準FCB/LPCI(STD1、STD2、STD3)を使用する場合は、他のFCB/LPCIと同様に以下に格納してください。
    Charset Managerの/usr/lib/FJSVlp/fcbe

  • 非エンベッド時(PDF-EMBEDを指定しない場合)は、システムフォントのみ表示されます。

環境定義の記述形式

環境定義の記述形式を以下に示します。

受信環境定義
appl,応用プログラム名
pathname,相手システム名,パス定義名,DTS業務番号
配信環境定義
振り分け条件定義レコード(msレコード)
ms,条件グループ名,*(!PDF)

環境定義の詳細については、“3.8 環境定義ファイル”を参照してください。

参考

ホスト帳票受信サービスとList Creatorの連携は、配信環境定義で“!PDF”を指定することで実現しています。

また、PDF変換するときのPDFファイル名は、ASSORT仕分け定義体で定義します。