本バージョンで修正したプログラムを説明します。
[処置内容]
帳票印刷配信機能において、ネットワークエラー検出時にリトライする機能を追加します。
本機能を有効にする場合、以下の手順で、リトライ間隔とリトライ回数を設定してください。
以下のファイルをテキストエディタで開きます。
(List Works Print Agentのインストール先)\Listmanager\conf配下 listmanager.conf
以下のように設定を追加します。
・・・ ・・・ LmprtRetry=6 LmprtInterval=60
キー:LmprtRetry
指定値:帳票配信時に、帳票出力サーバにおいて通信エラーを検出した場合に、通信を再開するためのリトライ回数を0~1800の範囲で指定します。
キー:LmprtInterval
指定値:帳票配信時に、帳票出力サーバにおいて通信エラーを検出した場合に、通信を再開するためのリトライ間隔(秒)を0~300の範囲で指定します。
[処置内容]
Interstage List Worksの帳票印刷配信機能の次の出力方法での運用において、List Creator V10.3の下記新機能を使用した帳票定義体に対応します。
帳票配信型
Web手元印刷型(PDF)
項目名に以下の文字が使用できるようになりました。
日本語の「スラッシュ(/)」
日本語の「大なり(>)」
日本語の「小なり(<)」
日本語の「アンダースコア(_)」
数字項目の編集形式の分類が「数値」の場合、整数部、および小数部に出力する最小桁数が指定できるようになりました。
数字項目の編集形式の分類が「通貨」の場合、小数部に出力する最小数が指定できるようになりました。
以下の段落が機能拡張されました。
制御頭書き段落(CNTL-HEAD)
段落に条件が指定できるようになりました。
制御脚書き段落(CNTL-FOOT)
段落に条件が指定できるようになりました。
フリーフレーム形式、および集計表形式の場合、明細(DE)パーティションが1つしか出力されなかった場合に制御脚書き(CF)パーティションの出力を抑止するかどうかを指定できるようになりました。
フリーフレーム形式の場合、フレームの途中でパーティションの出力が終わったときにフレームの大きさに合わせて罫線のみ出力するかどうかを指定できるようになりました。
グラフの文字サイズを変更できるようになりました。