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Interstage List Works V11.0.0 保守手引書
FUJITSU Software

2.4.1 List Worksサーバの追加、移行

帳票保管活用機能の運用中における、List Worksサーバの追加、移行について説明します。

(1) List Worksサーバの追加 EEのみ

現在使用しているList Worksの動作環境において、List Worksサーバを追加し、保管フォルダの共有運用を行う手順を以下に示します。

ただし、保管フォルダの共有運用は、List Works EEをインストールした環境でのみ可能です。

注意

  • SE環境からEE環境への移行については、環境構築手引書に掲載しています。

    SE環境からEE環境への移行の詳細は、“環境構築手引書”を参照してください。
  • 移動先の共有フォルダのフォルダ構成は、既存のList Worksサーバと同じ構成にしてください。


Windows版の場合
  1. 追加するList Worksサーバに対して、List Worksの導入、動作環境の構築を行います。

    List Worksの導入、動作環境の構築については、“インストールガイド”、および“環境構築手引書”を参照してください。
  2. 既存、および追加するリスト管理サーバの、リスト管理サーバの環境設定で、保管フォルダの共有運用の設定をします。

  3. 共有サーバに第一階層の保管フォルダを作成します。

    (既存のList Worksサーバの保管フォルダが既に共有フォルダにある場合は、3.以降の作業は不要です。)

  4. リストナビで、既存のList Worksサーバの第二階層以下の保管フォルダを、3.で作成した保管フォルダ配下に移動します。

    リスト管理サーバの環境設定については、“環境構築手引書”を参照してください。


Solaris版の場合
  1. 追加するList Worksサーバに対して、List Worksの導入、動作環境の構築を行います。

    List Worksの導入、動作環境の構築については、“インストールガイド”、および“環境構築手引書”を参照してください。
  2. 既存のList Worksサーバのシステムディレクトリ(lvenvnameに指定したList Worksのシステムディレクトリ)を、共有ファイルシステム上のディレクトリに移動します。(既に共有ファイルにある場合は不要です。)

  3. 既存、および追加するList Worksサーバにおいて、以下の設定を行います。

    • サーバ動作環境ファイルの(lvsvenv)のCLUSTERキーワード(クラスタ運用)に「1(フォルダの共有運用を行う)」を指定

    • 環境設定ファイル(/(List Worksのインストールディレクトリ)/FJSVlw-sv/etc/lvenvname)に共有ファイルのシステムディレクトリのパス名を設定

      サーバ動作環境ファイルの設定、および環境設定ファイルの設定については、“環境構築手引書”を参照してください。

(2) List Worksサーバの移行

List Worksサーバを移行する場合、リスト管理サーバの移行に応じて、List Worksクライアントの接続先の変更、帳票出力元であるアプリケーションサーバや富士通ホストの環境変更も必要になります。