発生するVL
Solaris版V10.1.0以降
原因
Windows ファイアウォールのブロック対象の例外としてMessage Client が登録されていないため、警告画面が表示されました。
Message Clientは帳票出力サーバと通信するため、Windows ファイアウォールの例外に登録する必要があります。
以下の条件のとき、「Windows セキュリティの重要な警告」画面が表示されます。
メッセージ通知クライアントのOSに以下のどれかを使用している
Windows XP SP2/Vista/7/8/8.1/10/11
Windows Server 2003 SP1/2008/2012/2016/2019/2022
a.のメッセージ通知クライアントでWindows ファイアウォール機能を有効にしている
Windowsファイアウォールの例外に、「wtbase」が登録されていない
Message Clientをインストール後、コンピュータを起動しログインした
対処
メッセージ通知クライアントで、以下の手順に従ってWindows ファイアウォール機能の設定を変更してください。
「Windows セキュリティの重要な警告」画面で「ブロックを解除する」ボタンを押下して画面を閉じます。「後で確認する」または「ブロックする」ボタンを押下した場合も、以降の手順にしたがって設定します。
注意
「後で確認する」または「ブロックする」を選択した場合、他のコンピュータからこのコンピュータに対して到着通知パネルのメッセージを通知できなくなりますが、以降の設定を行うと、メッセージ通知が可能となります。
[コントロールパネル]の[Windows ファイアウォール]を選択します。
[全般]タブを選択し、[例外を許可しない]または[すべての着信接続をブロックする]にチェックが入っている場合はチェックを外します。
[例外]タブを選択し、一覧から「wtbase」を選択しチェックを入れます。「wtbase」にチェックを入れたら 12. へ進んでください。
一覧に「wtbase」が存在しない場合は、[プログラムの追加]をクリックします。
[プログラムの追加]画面の一覧から「到着通知パネル ワイド」を指定し、「OK」ボタンを押下して画面を閉じます。画面を閉じた後は 11. へ進んでください。
一覧に「到着通知パネル ワイド」がない場合は「参照」をクリックし、次のプログラムを指定します。
C:¥SYMFOCMN¥CT00¥wtbase.exe (上記のパスはC:をインストール先のドライブと想定しています。)
[参照]画面で「OK」ボタンを押下して画面を閉じます。
[プログラムの追加]画面の一覧に指定した「wtbase.exe」または「wtbase」が存在することを確認します。
「wtbase.exe」または「wtbase」を選択し、[プログラムの追加]画面で「OK」ボタンを押下して画面を閉じます。
「Windows ファイアウォール」画面、または[Windows ファイアウォールの設定]画面で一覧に「wtbase」、「wtbase.exe」、または「到着通知パネルワイド」のいずれか (以降、「wtbase」とします) が存在し、チェックが入っていることを確認します。「wtbase」にチェックが入っていない場合はチェックを入れます。
ご使用の画面に応じて、以下の処理を行います。
「wtbase」を選択し、[編集]をクリックします。
「wtbase」を選択し、[プロパティ]をクリックします。
「プログラムの編集」画面で[スコープの変更]をクリックします。
「スコープの変更」画面で「カスタムの一覧」を選択し、メッセージ送信元のコンピュータ(印刷サーバ)のIPアドレスを設定します。
「スコープの変更」画面で「OK」ボタンを押下して画面を閉じます。
[プログラムの編集]画面で「OK」ボタンを押下して画面を閉じます。
[Windows ファイアウォール]画面、または[Windows ファイアウォールの設定]画面上で「OK」ボタンを押下して画面を閉じます。