アドバンスト・コピーの状態に、コピー方向やSIDなどが、"???"と表示されることがあります。以下の表で原因を確認し、対処を実施してください。
原因 | 対処 |
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ETERNUS ディスクアレイのアクセスボリュームが誤っています。 | acarray detailコマンドを実行して、アクセスボリュームを確認してください。アクセスボリュームが誤っている場合は、「2.2 アクセスボリュームの設定」を参照して、正しいアクセスボリュームを設定してください。 |
CCMサーバとETERNUS ディスクアレイの通信経路が切断されています。 | CCMサーバとETERNUS ディスクアレイの通信経路を確認してください。 |
コピー元とコピー先の論理ボリュームサイズが一致していません。 | コピー元・コピー先の論理ボリュームサイズを確認してください。サイズが異なる場合は、同じ論理ボリュームサイズのペアを登録してください。 |
アクセスボリュームとして利用していた論理ボリュームが、TFOVとして設定されています。 | アクセスボリュームを、非TFOVのボリュームに変更してください。変更方法は、「3.6.2 ETERNUS ディスクアレイの登録情報の変更」を参照してください。 |
Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用している場合、コピーペアの作成時と構成が異なっています。 | ボリューム属性およびボリューム番号を確認し、コピーペア作成時と同じ構成となるように修正してください。または、当該コピーペアを一旦削除したあと、再登録してください。 |
コピー処理実行中にStorage Cluster機能のFailoverが発生しました。 | Failoverが完了したことを確認したあと、コマンドを再実行してください。 |
REC利用時に発生した場合は、以下の表も確認してください。
原因 | 対処 |
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ETERNUS ディスクアレイでRECのコピー経路が設定されていません。 | RECのコピー経路を設定してください。 |
コピーグループに定義されているETERNUS ディスクアレイを削除し、リモートETERNUS ディスクアレイとして再登録されました。 | acgroup detailコマンドを実行して、"Disk Array Name"に表示されるETERNUS ディスクアレイを確認してください。 確認したETERNUS ディスクアレイの登録を削除したあと、SAN経由コピー制御機能またはLAN経由コピー制御機能で運用する装置として再登録してください。 |