Quick Launchでは、1つの画面を起点として、最小限の入力でストレージシステムの代表的な設定を行う機能を提供します。
ストレージシステムに詳しくない方でも基本的な運用を簡単に行うことができます。
利用できる機能は以下のとおりです。
プール(シン・プロビジョニングプール)の作成
ボリューム(シン・プロビジョニングボリューム)の作成とサーバへの割当て
業務ボリュームのスナップショットの作成
スナップショットから業務ボリュームへのリストア
業務ボリュームのスナップショットの削除
Quick Launchの利用条件や操作方法の詳細は、『Webコンソール説明書』の、「Quick Launchの利用条件」、「Webコンソールの画面構成」にある「Quick Launch」、および「Quick Launchの操作」を参照してください。
バージョン16.7から、Microsoft Windows Server 2019での動作をサポートします。
ポイント
Microsoft Windows Server 2019で本ソフトウェアを動作させるために、本ソフトウェアに対する緊急修正の適用が必要になる場合があります。
Expressを運用する場合
マネージャープログラムに、Microsoft Windows Server 2019での利用を可能にする緊急修正の適用が必要です。
Storage Cruiserを運用する場合
マネージャープログラムに、Microsoft Windows Server 2019での利用を可能にする緊急修正の適用が必要です。
Storage Cruiserエージェントに対する緊急修正の適用は不要です。
AdvancedCopy Managerを運用する場合
エージェント利用型運用では、マネージャープログラムおよびAdvancedCopy Managerエージェントに、Microsoft Windows Server 2019での利用を可能にする緊急修正の適用が必要です。
エージェントレス型運用では、AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleに対する緊急修正の適用は不要です。
注意
バージョン16.7のStorage CruiserエージェントをインストールしたMicrosoft Windows Server 2019のサーバを本ソフトウェアにサーバ登録した場合、Webコンソールにおいて、そのサーバ情報のOSレベルは"6.2"、OS名は"Windows2012"と表示されます。
参照
Express、Storage Cruiser、およびAdvancedCopy Managerが動作するOSの一覧は、『導入ガイド』の以下の箇所を参照してください。
「ETERNUS SF Managerの動作環境」
「Storage Cruiserエージェントの動作環境」
「AdvancedCopy Managerエージェントの動作環境」
「AdvancedCopy Manager CCMの動作環境」