バージョン16.8から、以下のOSでの動作をサポートします。
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 8 (for Intel64)
SUSE(R) Linux Enterprise Server 15 for AMD64 & Intel64
SUSE(R) Linux Enterprise Server 12 Service Pack 4 for AMD64 & Intel64
各製品の動作可否は、以下のとおりです。
OS種別 | Express | Storage Cruiser | AdvancedCopy Manager | |||
---|---|---|---|---|---|---|
マネージャー | エージェント | マネージャー | エージェント | AdvancedCopy Manager Copy Control Module | ||
Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
SUSE Linux Enterprise Server 15 for AMD64 & Intel64 | × | × | ○ | × | ○ | × |
SUSE Linux Enterprise Server 12 Service Pack 4 for AMD64 & Intel64 | × | × | ○ | × | ○ | × |
○: 動作可、×: 動作不可
参照
Express、Storage Cruiser、およびAdvancedCopy Managerが動作するOSの一覧は、『導入ガイド』の以下の箇所を参照してください。
「ETERNUS SF Managerの動作環境」
「Storage Cruiserエージェントの動作環境」
「AdvancedCopy Managerエージェントの動作環境」
「AdvancedCopy Manager CCMの動作環境」
ポイント
運用管理サーバのOSがRed Hat Enterprise Linux 8の運用環境で以下の機能を利用するには、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、Red Hat Enterprise Linux 8上でのETERNUS SF SNMPトラップ監視デーモンの動作をサポートする緊急修正の適用が必要です。
Expressの場合
SNMPv3プロトコルを利用した装置監視
Storage Cruiserの場合
SNMPv3プロトコルを利用した装置監視
IPv6アドレスによるSNMPトラップ監視
ETERNUS AB/HB seriesの装置監視
バージョン16.8から、従来の性能画面に加えて、新しい性能画面を利用してストレージ装置およびファイバーチャネルスイッチの性能情報を監視できます。性能情報のうち、運用中に参照する頻度が高いものをグラフ表示するように設定しておくことで、いつでも容易にその性能情報をグラフで確認できます。
新性能画面では、従来の性能画面と比較して、以下の特長があります。
表示する性能情報を、ユーザーごとに設定できます。
1パネルに表示できるグラフ数は5本までですが、複数のパネルを1画面内に配置できます。したがって、複数のパネルを配置することで、従来の性能グラフより多くの性能情報を表示できます。(Storage Cruiserを利用する場合)
参考
従来の性能画面では、性能グラフウィンドウに表示できるグラフ数は10本までです。
従来の性能画面には、多数の性能グラフを同時に表示したときにそれぞれのグラフを見分けにくいことがあります。新しい性能画面はその問題を解消しています。例えば、8本の性能グラフを同時に表示したい場合、新性能画面では、4つのパネルを横2パネル×縦2パネルに並べて1パネルあたりのグラフ本数を2本にすることで、それぞれのグラフを容易に見分けられます。
タブの切替え操作によって、簡単かつ高速に、複数の性能グラフを表示できます。(Storage Cruiserを利用する場合)
マウスでドラッグするだけで、性能データの表示期間を自由に変更できます。
表示期間に現在時刻が含まれる場合、性能グラフは自動更新されます。
画面の表示設定は、Webコンソールからログアウトしても削除されず、次回のログイン時に引き継がれます。ログインのたびに表示設定を行う必要がないため、ログイン後は、前回のログアウト時の表示設定で直ちに性能監視作業を再開できます。
参照
新性能画面の詳細説明および画面操作方法は、『Webコンソール説明書』の以下の箇所を参照してください。
「Webコンソールの画面構成」の章にある「Performance」
「Performanceの操作」の章
ポイント
従来の運用方法・手順を変更せずに性能情報を監視したい場合は、従来の性能画面を利用できます。
従来の運用方法・手順の一部を変更して、従来の性能画面と新性能画面を併用することも可能です。
新性能画面でファイバーチャネルスイッチの性能情報を監視するには、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、当該機能をサポートしている緊急修正の適用が必要です。
Dashboardのタブに、Detail Viewの各画面へのショートカットメニューを追加しました。このショートカットを利用した画面呼出しには、以下の特長があります。
ドロップダウンリストからメニューを選択するだけの簡単操作で、素早く目的の画面を表示できます。
利用しているブラウザーの新規タブに画面を表示させることで、ブラウザーのタブを切り替えてDetail Viewの画面とDashboardを操作できます。
利用しているブラウザーがInternet ExplorerまたはFirefoxの場合は、ブラウザーの新規ウィンドウに画面を表示させることもできます。このため、1つの端末にDetail Viewの画面とDashboardを同時に表示し、ウィンドウの切替えでそれぞれの画面を操作できます。
参照
上記の機能の詳細は、『Webコンソール説明書』の「Webコンソールの画面構成」の章にある「Detail Viewへのショートカット」を参照してください。
ポイント
上記の機能を利用するには、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、当該機能をサポートしている緊急修正の適用が必要です。
バージョン16.8から、PrimaryストレージおよびSecondaryストレージに対する業務ボリュームの割当てを1画面で設定可能なメニューを提供します。これによって、従来より少ない画面操作数でStorage Cluster機能を利用する運用環境を構築できます。詳細は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「Storage Cluster機能」を参照してください。
ポイント
上記の機能を利用するには、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、当該機能をサポートしている緊急修正の適用が必要です。
バージョン16.8から、ドメインコントローラー(Active Directory)または運用管理サーバに作成するETERNUS SFロールグループに任意名を指定できます。
参照
上記の機能の詳細は、『導入ガイド』の「Webコンソール操作ユーザーの作成」および「ロールグループ設定ファイルのカスタマイズ」を参照してください。
ポイント
上記の機能を利用するには、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、当該機能をサポートしている緊急修正の適用が必要です。
バージョン16.8から、ドメインコントローラー(Active Directory)に作成するETERNUS SFロールグループのスコープにユニバーサルを指定できます。
参照
上記の機能の詳細は、『導入ガイド』の「Webコンソール操作ユーザーの作成」および「ロールグループ設定ファイルのカスタマイズ」を参照してください。
ポイント
上記の機能を利用するには、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、当該機能をサポートしている緊急修正の適用が必要です。