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ETERNUS SF Express 16.9 / Storage Cruiser 16.9 / AdvancedCopy Manager 16.9 リリース情報
FUJITSU Storage

1.2.1 製品共通の新機能

1.2.1.1 動作OSの拡充

バージョン16.8から、以下のOSでの動作をサポートします。

各製品の動作可否は、以下のとおりです。

OS種別

Express

Storage Cruiser

AdvancedCopy Manager

マネージャー

エージェント

マネージャー

エージェント

AdvancedCopy Manager Copy Control Module

Red Hat Enterprise Linux 8 (for Intel64)

SUSE Linux Enterprise Server 15 for AMD64 & Intel64

×

×

×

×

SUSE Linux Enterprise Server 12 Service Pack 4 for AMD64 & Intel64

×

×

×

×

○: 動作可、×: 動作不可

参照

Express、Storage Cruiser、およびAdvancedCopy Managerが動作するOSの一覧は、『導入ガイド』の以下の箇所を参照してください。

  • 「ETERNUS SF Managerの動作環境」

  • 「Storage Cruiserエージェントの動作環境」

  • 「AdvancedCopy Managerエージェントの動作環境」

  • 「AdvancedCopy Manager CCMの動作環境」

ポイント

運用管理サーバのOSがRed Hat Enterprise Linux 8の運用環境で以下の機能を利用するには、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、Red Hat Enterprise Linux 8上でのETERNUS SF SNMPトラップ監視デーモンの動作をサポートする緊急修正の適用が必要です。

  • Expressの場合

    • SNMPv3プロトコルを利用した装置監視

  • Storage Cruiserの場合

    • SNMPv3プロトコルを利用した装置監視

    • IPv6アドレスによるSNMPトラップ監視

    • ETERNUS AB/HB seriesの装置監視

1.2.1.2 Webコンソールの新性能画面のサポート

バージョン16.8から、従来の性能画面に加えて、新しい性能画面を利用してストレージ装置およびファイバーチャネルスイッチの性能情報を監視できます。性能情報のうち、運用中に参照する頻度が高いものをグラフ表示するように設定しておくことで、いつでも容易にその性能情報をグラフで確認できます。

新性能画面では、従来の性能画面と比較して、以下の特長があります。

参照

新性能画面の詳細説明および画面操作方法は、『Webコンソール説明書』の以下の箇所を参照してください。

  • 「Webコンソールの画面構成」の章にある「Performance」

  • 「Performanceの操作」の章

ポイント

  • 従来の運用方法・手順を変更せずに性能情報を監視したい場合は、従来の性能画面を利用できます。
    従来の運用方法・手順の一部を変更して、従来の性能画面と新性能画面を併用することも可能です。

  • 新性能画面でファイバーチャネルスイッチの性能情報を監視するには、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、当該機能をサポートしている緊急修正の適用が必要です。

1.2.1.3 WebコンソールにおけるDetail Viewショートカットメニューの追加

Dashboardのタブに、Detail Viewの各画面へのショートカットメニューを追加しました。このショートカットを利用した画面呼出しには、以下の特長があります。

参照

上記の機能の詳細は、『Webコンソール説明書』の「Webコンソールの画面構成」の章にある「Detail Viewへのショートカット」を参照してください。

ポイント

上記の機能を利用するには、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、当該機能をサポートしている緊急修正の適用が必要です。

1.2.1.4 WebコンソールにおけるStorage Cluster設定の簡易化

バージョン16.8から、PrimaryストレージおよびSecondaryストレージに対する業務ボリュームの割当てを1画面で設定可能なメニューを提供します。これによって、従来より少ない画面操作数でStorage Cluster機能を利用する運用環境を構築できます。詳細は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「Storage Cluster機能」を参照してください。

ポイント

上記の機能を利用するには、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、当該機能をサポートしている緊急修正の適用が必要です。

1.2.1.5 ETERNUS SFロールグループへの任意名の指定

バージョン16.8から、ドメインコントローラー(Active Directory)または運用管理サーバに作成するETERNUS SFロールグループに任意名を指定できます。

参照

上記の機能の詳細は、『導入ガイド』の「Webコンソール操作ユーザーの作成」および「ロールグループ設定ファイルのカスタマイズ」を参照してください。

ポイント

上記の機能を利用するには、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、当該機能をサポートしている緊急修正の適用が必要です。

1.2.1.6 ETERNUS SFロールグループのスコープへのユニバーサル指定

バージョン16.8から、ドメインコントローラー(Active Directory)に作成するETERNUS SFロールグループのスコープにユニバーサルを指定できます。

参照

上記の機能の詳細は、『導入ガイド』の「Webコンソール操作ユーザーの作成」および「ロールグループ設定ファイルのカスタマイズ」を参照してください。

ポイント

上記の機能を利用するには、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、当該機能をサポートしている緊急修正の適用が必要です。