バージョン16.9から、Storage CruiserエージェントをインストールしたMicrosoft Windows Server 2019およびMicrosoft Windows Server 2016を本ソフトウェアに登録した場合、Webコンソールにおいて、OSレベルおよびOS名を以下のように表示します。
OS種別 | Webコンソールの | 表示文字列 |
---|---|---|
Microsoft Windows Server 2019 | OSレベル | 10.0 |
OS名 | Windows Server 2019 | |
Microsoft Windows Server 2016 | OSレベル | 10.0 |
OS名 | Windows Server 2016 |
参照
バージョン16.8以前のOSレベルおよびOS名の表示内容は、「2.3.54 Microsoft Windows Server 2019およびMicrosoft Windows Server 2016のOS情報の表示内容」を参照してください。
ポイント
バージョン16.8以前のStorage CruiserエージェントをインストールしていたMicrosoft Windows Server 2019およびMicrosoft Windows Server 2016を本ソフトウェアに登録済みの場合、かつ、そのサーバのOSレベルおよびOS名を上記の表のように表示したい場合は、Storage Cruiserエージェントをバージョン16.9にアップグレードしたあと、Webコンソールで当該サーバに対して[設定の再読み込み]を実施する必要があります。
注意
Webコンソールにおけるサーバ情報のOS名"Windows Server 2019"は、バージョン16.9のStorage CruiserエージェントをインストールしたMicrosoft Windows Server 2022のサーバを本ソフトウェアにサーバ登録した場合も表示されます。
特定のストレージ装置に追加された以下の機能に関して、Storage Cruiserから操作できます。
RAIDグループにおける冗長性喪失中のデータアクセス失敗有無の表示
RAIDグループを構成するディスクへのアクセス異常有無の表示
ポイント
本機能を利用するには、対象装置のファームウェア版数を以下の版数にする必要があります。また、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、そのファームウェア版数をサポートする緊急修正の適用が必要です。
装置 | ファームウェア版数 |
---|---|
ETERNUS DX S5 series | V11L50-1000以降 |
ETERNUS DX S4/S3 series (DX8900 S4を除く) | V10L90-1000以降 |
バージョン16.9から、以下の装置を利用できます。
VMware vSphere 8
本装置に対して、以下の機能を利用できます(サポートレベルC)。
障害監視(VMware専用プロトコルによるポーリング監視、装置状態の取得)
詳細は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「サポートレベル」を参照してください。
装置から通知されるイベントトラップは、『イベント説明書』を参照してください。
ポイント
VMware vSphere 8を管理するには、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、VMware vSphere 7.0 Update 2をサポートする緊急修正の適用が必要です。
バージョン16.9から、VMware vSphere Virtual Volumes環境で以下の装置を利用できます。
VMware vSphere 8
VMware vCenter Server Appliance 8
詳細は、『Storage Cruiser / AdvancedCopy Manager 運用ガイド VMware vSphere Virtual Volumes編』を参照してください。
ポイント
VMware vSphere Virtual Volumes環境で上記の装置を利用するには、本ソフトウェアのマネージャープログラムに、VMware vSphere 7.0 Update 2をサポートする緊急修正の適用が必要です。
高度な操作のFailover(Maintenance状態時限定)/Failback(Maintenance状態時限定)機能
TFOグループのフェーズが"Maintenance"状態のときに、手動でフェイルオーバー/フェイルバックを実施できます。
注意
本機能は、Storage Cluster運用環境の保守を目的とした機能であるため、担当保守員の指示があったとき以外は使用しないでください。
ポイント
本機能を利用するには、対象装置のファームウェア版数を以下の版数にする必要があります。
装置 | ファームウェア版数 |
---|---|
ETERNUS DX S5 series | V11L40-5000以降 |
ETERNUS DX S4/S3 series (DX8900 S4を除く) | V10L90-1000以降 |
警告のダイアログの改善
TFOグループに対して以下の操作が実施されたときに表示する警告ダイアログを改善しています。
操作 | 改善内容 |
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TFOグループの設定変更 | 警告ダイアログを表示します。 |
TFOグループの削除 | 警告ダイアログのメッセージを変更します。 |
手動Failoverおよび手動Failback |
ファームウェア版数がV10L90-2000以降の、ETERNUS DX S4 series (DX8900 S4を除く)およびETERNUS AF S2 seriesに追加された以下の機能に関して、Storage Cruiserから操作できます。
Veeam環境におけるStorage Cluster設定のサポート