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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.4 使用手引書

7.14 管理対象から外す設定

ポリシー作成/ポリシー適用の実行時に自動的に管理対象が検出され、収集ポリシーに従ってソフトウェア、ソリューション製品が管理対象となります。

管理対象から外したい場合には、本設定を行ってください。

データベース製品全体を管理対象から外す場合は、「7.14.1 データベース製品を管理対象から外す設定」を参照してください。


■設定方法

  1. 収集テンプレート(template.dat)の設定の変更

    本ファイルには、常時収集する項目が定義されており、ポリシー作成/ポリシー適用の実行時に本定義に従って自動的に収集ポリシーが作成されます。

    自動的に収集ポリシーが作成される以下を管理対象から外したい場合には、本ファイル内の対応するパラメーターを削除してください。

    管理対象

    本ファイル内の
    セクション名

    GROUPキーから削除するパラメーター

    Interstage Application Server

    [ATTR::AP]

    INTSG

    Symfoware Server(Nativeインターフェース)

    [ATTR::DB]

    SYMSAR

    SYMPS

    Symfoware Analytics Server

    [ATTR::DB]

    SYMFOAS

    Interstage Service Integrator

    [ATTR::AP]

    ISI

    Systemwalker Operation Manager

    [ATTR::AP]

    DSA_JLA

    ETERNUS SF Storage Cruiser

    [ATTR::AP]

    SSC

    Oracle VM Server for SPARC

    [ATTR::OS]

    OVMSPARC

    注意

    収集テンプレートを修正する前には、必ずバックアップしてください。

    管理対象は、プラットフォーム、インストール種別によって異なります。そのため、収集テンプレートに管理対象でない製品のパラメーターは、存在しないことがあります。

    「■設定方法」に記載のないパラメーターは変更しないでください。

  2. セットアップ

    A.1 サーバ内リソース情報収集ポリシー作成コマンド」を参照して、sqcRPolicy、およびsqcSetPolicyを実行してください。


■設定例

「Interstage Application Server」を管理対象から外す場合は、以下のように[ATTR::AP]セクションのGROUPキーからINTSGパラメーターを削除します。

設定前

:
[ATTR::AP]
GROUP="INTSG,XXXX,YYYY"
:

設定後

:
[ATTR::AP]
GROUP="XXXX,YYYY"
: