インストールレス型Agentで収集した仮想環境の性能情報は、以下の方法で表示できます。
サマリ
サマリツリーの以下のノードを選択することで表示できます。
[VMware(仮想ホスト)]ノード(VMware(Physical)Monitor)
[VMware(仮想マシン積み上げ)]ノード(VMware(Virtual)StackMonitor)
詳細
詳細ツリーの[VMware]ノードを選択すると表示できます。
レポート
スペック情報カテゴリーのレポート
VMware 仮想マシン再配置カテゴリーのレポート
VMware 割り当てリソース最適化カテゴリーのレポート
VMware チューニングガイダンスカテゴリーのレポート
VMwareカテゴリーの以下のレポート
・VMware(仮想ホスト)
・VMware(仮想マシン)
汎用レポートカテゴリーのレポート
注意
スペック情報カテゴリーのレポートを表示する前に、監視サーバでsqcCollectSpec(インストールレス型Agent管理スペック情報収集コマンド)実行してください。コマンドの詳細は、リファレンスマニュアル「sqcCollectSpec(インストールレス型Agent管理スペック情報収集コマンド)」を参照してください。
スペック情報は、監視サーバ(Manager/Proxy Manager)がWindows版の場合に収集されます。
収集対象は以下のとおりです。
•VMware ESXi
サマリ (*)
サマリツリーの以下のノードを選択することで表示できます。
[VMware(クラスタ)]ノード(VMware(Cluster)Monitor)
[VMware(リソースプール)]ノード(VMware(ResourcePool)Monitor)
詳細 (*)
詳細ツリーの[VMware]ノードを選択すると表示できます。
レポート
VMware リソースプールカテゴリーのレポート (*)
VMwareカテゴリーの以下のレポート
・VMware(クラスタ)(*)
・VMware(リソースプール)(*)
・VMware(vSANデータストア クラスタ)
・VMware(vSANデータストア 仮想ホスト)
・VMware(vSANデータストア 仮想マシン)
汎用レポートカテゴリーのレポート (*)
*) VMware vCenter Server Applianceから収集する性能情報には、最新のデータが現在時刻より1時間前のデータとなるものがあります。これらの性能情報を表示するサマリ、詳細、およびレポートは、表示する際に期間を適切に指定してください。
対象となる性能情報については、「■VMware vCenter Server Applianceから収集する情報について」を参照してください。
サマリ
サマリツリーの以下のノードを選択することで表示できます。
[サーバリソース]ノード(ServerMonitor)
[Hyper-V(仮想ホスト)]ノード(HyperV(Physical)Monitor)
[Hyper-V(仮想マシン積み上げ)]ノード(HyperV(Virtual)StackMonitor)
詳細
詳細ツリーの[Windows]ノード、[Hyper-V]ノードを選択すると表示できます。
レポート
Hyper-Vカテゴリーのレポート
汎用レポートカテゴリーのレポート
注意
Hyper-Vを監視対象とした場合、Windowsの性能情報も表示できます。
ただし、Hyper-VのホストOS(Windows)から取得した以下のCPUの性能情報は値が正しくありません。
サマリのServerMonitorのCPU使用率
詳細のWindowsのCPUBUSY(WIN_CPUBUSY)の情報
レポートのWindowsのCPUおよびWIN_CPUBUSYに関する情報
物理サーバのCPUの性能情報を確認したい場合は、Hyper-Vから取得したCPUの性能情報の値を確認してください。
サマリのHyperV(Physical)MonitorのCPU使用率
詳細のHyper-VのHV_CPUの情報
レポートのHyper-VのCPUおよびHV_CPUに関する情報
サマリ
サマリツリーの以下のノードを選択することで表示できます。
[サーバリソース]ノード(ServerMonitor)
[KVM(仮想マシン積み上げ)]ノード(KVM(Virtual)StackMonitor)
詳細
詳細ツリーの[Linux]ノード、[KVM]ノードを選択すると表示できます。
レポート
KVM 仮想マシン再配置カテゴリーのレポート
KVM 割り当てリソース最適化カテゴリーのレポート
KVMカテゴリーのレポート
汎用レポートカテゴリーのレポート
注意
Linux仮想マシン機能(KVM)を監視対象とした場合、Linuxの性能情報も表示できます。
ポイント
Oracle VM Server for x86はXenをベースとした仮想化ソフトであるため、Xenとして表示されます。
サマリ
サマリツリーの以下のノードを選択することで表示できます。
[サーバリソース]ノード(ServerMonitor)
[Xen(仮想マシン積み上げ)]ノード(Xen(Virtual)StackMonitor)
詳細
詳細ツリーの[Linux]ノード、[Xen]ノードを選択すると表示できます。
レポート
Xen / Oracle VM Server for x86カテゴリーのレポート
汎用レポートカテゴリーのレポート
注意
Oracle VM Server for x86を監視対象とした場合、Linuxの性能情報も表示できます。
サマリ
サマリツリーの以下のノードを選択することで表示できます。
[サーバリソース]ノード(ServerMonitor)
[Solaris Zone(仮想マシン積み上げ)]ノード(SolarisZone(Virtual)StackMonitor)
詳細
詳細ツリーの[Solaris]ノード、[SolarisZone]ノードを選択すると表示できます。
レポート
Solaris Zoneカテゴリーのレポート
汎用レポートカテゴリーのレポート
注意
Solaris ゾーンを監視対象とした場合、Solarisの性能情報も表示できます。
サマリ
サマリツリーの[OVM for SPARC(リソース割り当て状況)]ノード(OVMSPARCMonitor)を選択することで表示できます。
詳細
詳細ツリーの[OVMSPARC]ノードを選択すると表示できます。
レポート
Oracle VM Server for SPARCカテゴリーのレポート
汎用レポートカテゴリーのレポート
注意
Oracle VM Server for SPARCを監視対象とした場合、OS(Solaris)の性能情報も表示できます。
注意
サマリ画面でデータを表示した場合、データの表示が10~15分程度遅れているように見えます。
これはインストールレス型Agentの場合、以下の流れでデータが収集されるためです。
【例 18:00データの場合】
18:00 | 収集を開始 |
18:05 | 収集を終了 |
18:10 | Manager/Proxy Managreが性能データを回収 |
Manager/Proxy Managerのサービスを起動したあと、最初の収集タイミングに被監視サーバ側にスクリプトを送るため、15分~20分程度後に最初のデータが表示されます。
VMware ESXi、VMware vCenter Server Applianceの場合は、Manager/Proxy ManagerからAPIを使って直接仮想環境のデータを収集するため、上記のようにデータが遅れることなく収集されます。