注意が必要なオプションについて以下に説明します。
-Xrs
本オプションが指定されたJavaプロセスの場合、当該プロセスへ送られた[Ctrl]+[Break]キー押下またはQUITシグナルに対する動作は、OSのデフォルト動作になります。
そのため、本オプションを指定したJavaプロセスに対して[Ctrl]+[Break]キー押下またはQUITシグナルが送られると、当該Javaプロセスは強制終了または異常終了します。
スレッドダンプを出力する可能性があるJavaプロセスに対して、本オプションは指定しないでください。
ただし、Windows(R)の場合、サービスとして登録されるJavaプロセスでは、「-Xrs」オプションを指定しない場合、ログオフ時に強制終了してしまいます。これが不都合な場合は、本オプションを指定してください。
-Xnoclassgc
クラスとメソッドの格納領域(メタスペース)のガーベジコレクションが抑止され、不要なクラスとメソッドが回収されなくなります。
これにより、java.lang.OutOfMemoryErrorが発生しやすくなるため、本オプションは指定しないでください。