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Enterprise Application Platform V1.1.0 OpenJDKユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.9 javaコマンドまたはJava VMのオプション

注意が必要なオプションについて以下に説明します。

-Xrs

本オプションが指定されたJavaプロセスの場合、当該プロセスへ送られた[Ctrl]+[Break]キー押下またはQUITシグナルに対する動作は、OSのデフォルト動作になります。

そのため、本オプションを指定したJavaプロセスに対して[Ctrl]+[Break]キー押下またはQUITシグナルが送られると、当該Javaプロセスは強制終了または異常終了します。

スレッドダンプを出力する可能性があるJavaプロセスに対して、本オプションは指定しないでください。

ただし、Windows(R)の場合、サービスとして登録されるJavaプロセスでは、「-Xrs」オプションを指定しない場合、ログオフ時に強制終了してしまいます。これが不都合な場合は、本オプションを指定してください。

-Xnoclassgc

クラスとメソッドの格納領域(メタスペース)のガーベジコレクションが抑止され、不要なクラスとメソッドが回収されなくなります。

これにより、java.lang.OutOfMemoryErrorが発生しやすくなるため、本オプションは指定しないでください。