GlassFish Serverクラスターのファイル構成を以下に示します。下記の親ディレクトリーの場所は、「4.1.2 運用資産格納ディレクトリー」を参照してください。
←上位ディレクトリー | 説明 | |||||
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GlassFish Serverインスタンス名 | GlassFish Serverクラスターが管理する資産を格納するディレクトリーです。GlassFish Serverインスタンス単位に生成されます。 | |||||
| applications | 中央リポジトリーから同期化された配備後のモジュールを展開するディレクトリーです。(注1) | ||||
config | 中央リポジトリーから同期化された定義情報が格納されます | |||||
pid | GlassFish ServerインスタンスのプロセスIDが保存されます。 | |||||
current | カレントディレクトリーです。 | |||||
generated | 一時的なファイルを格納するディレクトリーです。 | |||||
| ejb(注2) | EJB関連のファイルが格納されます。 | ||||
jsp(注3) | JSP関連のファイルが格納されます。 | |||||
policy | ポリシーファイルが格納されます。 | |||||
xml | WAR/EJB-JAR/RAR/JARモジュールの定義情報が格納されます。 | |||||
logs | ログファイルを格納するディレクトリーです。 | |||||
| server.log | サーバーログファイルです。 | ||||
access | HTTPアクセスログを格納するディレクトリーです。 | |||||
| server_access_log.txt | HTTPアクセスログファイルです。 | ||||
http | HTTPトレースログを格納するディレクトリーです。 | |||||
| trace.log | HTTPトレースログファイルです。 | ||||
iiop | IIOPアクセスログを格納するディレクトリーです。 | |||||
iiop_access.log | IIOPアクセスログファイルです。 | |||||
session-store | アプリケーションの対話状態を格納するディレクトリーです。 |
JSPオートリロード機能を利用している場合にJSPを更新する際は、本ディレクトリー配下のファイル、およびDASのapplicationsディレクトリー配下のファイルを更新してください。
配備するアプリケーションの構成に依存します。
なお、大容量、および多数の配備モジュールを配備する場合、開発環境でアプリケーションの配備をし、生成物の容量を事前に確認することを推奨します。
配備するアプリケーションに含まれるJSPのコンパイル結果(Javaソースコード)が格納されますが、デフォルトでは出力されません。Javaソースコードを出力したい場合は、glassfish-web.xmlでkeepgeneratedプロパティをtrueに設定してください。