PRIMECLUSTERの場合、PCMIサービスのダウンを契機にクラスターシステムの切替ができます。テストで意図的にPCMIサービスをダウンさせる方法を以下に示します。
確認方法
運用ノードで“jps”コマンドを実行し、PCMIサービスのjavaプロセスのプロセスIDを特定します。
コマンドの形式
/opt/FJSVeapf/openjdk/jdk11/bin/jps -v | grep PcmiMain | grep [運用資産格納ディレクトリー]/pcmi |
以下に、運用資産格納ディレクトリーが/var/opt/FJSVeapf/glassfishの場合の実行例を示します。
この場合、PCMIサービスのjavaプロセスのプロセスIDは3856です。
/opt/FJSVeapf/openjdk/jdk11/bin/jps -v | grep PcmiMain | grep /var/opt/FJSVeapf/glassfish 3856 PcmiMain -Xmx128m -XX:+UnlockDiagnosticVMOptions -XX:+LogVMOutput -XX:LogFile=/var/opt/FJSVeapf/glassfish/pcmi/trace/jvm.log |
手順1で特定したプロセスに対して“kill -9”コマンドを実行し、シグナルを送信します。
以下に、プロセスIDが3856のプロセスに対する実行例を示します。
kill -9 3856 |
なお、killコマンドで送るシグナルは、必ず“-9”を指定してください。