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Enterprise Application Platform V1.1.0 GlassFishユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.2.5 サービスの自動起動・自動停止

GlassFishセットアップ後は、マシン起動時にPCMIサービスが自動的に起動するよう設定されています。また、マシンのリブート・シャットダウン時に自動的に停止するよう設定されています。

PCMIサービスを自動起動/自動停止を行わない運用に変更する場合は、以下の手順で自動起動/自動停止の設定を無効にしてください。


  1. 「コントロールパネル」の「サービス」または「コントロールパネル」-「管理ツール」-「サービス」を起動します。

  2. 「PCMI(glassfish)」を選択して、「スタートアップの種類」を「手動」に変更します。

    再度、自動起動/自動停止の設定を有効にする場合は、「スタートアップの種類」を「自動」に変更します。

  1. サービスを停止します。「stop」およびunitファイル名を指定して、systemctlコマンドを実行します。本コマンドは、システム管理者権限で実行してください。
    また、FJSVpcmi_start.service および FJSVpcmi_stop.service は、フルパスではなくファイル名だけを指定してください。

    systemctl stop FJSVpcmi_start.service FJSVpcmi_stop.service
  2. 「disable」およびunitファイル名を指定して、systemctlコマンドを実行します。本コマンドは、システム管理者権限で実行してください。
    また、FJSVpcmi_start.service および FJSVpcmi_stop.service は、フルパスではなくファイル名だけを指定してください。

    systemctl disable FJSVpcmi_start.service FJSVpcmi_stop.service

    再度、自動起動/自動停止の設定を有効にする場合は、以下を実施してください。

    「enable」およびunitファイル名を指定して、systemctlコマンドを実行します。本コマンドは、システム管理者権限で実行してください。
    また、FJSVpcmi_start.service および FJSVpcmi_stop.service は、フルパスではなくファイル名だけを指定してください。

    systemctl enable  FJSVpcmi_start.service FJSVpcmi_stop.service

注意

  • サービスを自動起動するように設定した場合、次のシステム起動後に有効になります。

  • 各サービスの起動用unitファイルおよび停止用unitファイルに対しては、下記以外の運用操作をsystemctlコマンドで実行しないでください。

    • systemctl stop

    • systemctl disable

    • systemctl enable

  • メッセージブローカをREMOTE運用する場合は、必要に応じてユーザーが任意のファイル名でunitファイルを作成します。
    また、起動用unitファイルだけで自動起動/停止を行います。詳細については「5.9.1 メッセージブローカのサービス化」を参照してください。