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PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.6<Cloud Services 編>
FUJITSU Software

21.3 事前設定

全ノードで以下の手順を実施してください。

  1. Firewallの無効化

    firewalldが無効になっていることを確認してください。

    # systemctl is-enabled firewalld 

    有効になっている場合、無効にしてください。

    # systemctl stop firewalld
    # systemctl disable firewalld 
  2. NTPの設定

    クラスタシステムを構築する各ノードの時刻を同期させるための設定です。クラスタを構築する際には必ず行ってください。

    本設定はPRIMECLUSTERをインストールする前に行ってください。

  3. AWS Command Line Interfaceの認証情報設定

    rootユーザで、aws configureコマンドを使用して設定してください。

    設定時に名前付きプロファイルを指定した場合は、シャットダウン機構の設定時、および、ネットワーク引継ぎ機能の設定時に必要になりますので、プロファイル名を控えておいてください。

    例)AWS Command Line Interfaceの認証情報の設定例を以下に示します。

    • プロファイル名にuserprofile1を使用する場合

      # aws configure --profile userprofile1
    • デフォルトプロファイルを使用する場合

      # aws configure

    Default output formatにjsonを指定してください。また、アクセス許可にIAMロールを使用する場合、AWS Access Key IDと、AWS Secret Access Keyは空欄(Enterキーのみ)としてください。

    参照

    AWS Command Line Interfaceの認証情報の設定方法についての詳細は、AWSの公式ドキュメントを参照してください。