機能説明
中継サーバの設定を変更するコマンドです。
記述形式
SDSVSetMS.exe [-h host] [-p port] [-secure.http.p] [-Windows.https.p port] [-Windows.scep.p port] [-Windows.manage.https.p port] [-Windows.manage.scep.p port] [-Windows.enabled {true|false}]
オプション
オプションを何も指定せずに実行した場合、現在の設定情報を表示します。
管理サーバ/統合管理サーバのIPアドレスまたはホスト名を255文字以内の半角英数字、「-」、「.」および「:」を使用し、以下の形式で指定します。
IPv6アドレス
IPv4アドレス
ホスト名
管理サーバ/統合管理サーバとの通信に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を設定します。
デフォルトのポート番号は、42050です。
中継サーバ内部で使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を設定します。
デフォルトのポート番号は、48080です。
インターネット経由で接続するクライアント(CT)のログ送信時、ポリシーの受信時に、クライアント(CT)との通信(HTTPS)に使用するポート番号、または別の中継サーバとの通信(HTTPS)に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を指定します。
デフォルトのポート番号は、48643です。
インターネット経由で接続するクライアント(CT)の登録時に、クライアント(CT)との通信に使用するポート番号、または別の中継サーバとの通信に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を指定します。
デフォルトのポート番号は、48281です。
インターネット経由で接続するクライアント(CT)のログ送信時、ポリシーの受信時に、管理サーバ/統合管理サーバとの通信(HTTPS)に使用するポート番号、または別の中継サーバとの通信(HTTPS)に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を指定します。
デフォルトのポート番号は、48443です。
インターネット経由で接続するクライアント(CT)の登録時に、管理サーバ/統合管理サーバとの通信に使用するポート番号、または別の中継サーバとの通信に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を指定します。
デフォルトのポート番号は、48081です。
インターネット経由で接続するWindows端末管理の有効/無効を指定します。
有効にする場合:true
無効にする場合:false
復帰値
正常終了
実行時エラー
オプションエラー
内部エラー
コマンド格納場所
<中継サーバインストールフォルダ>\bin
実行に必要な権限/実行環境
ローカルコンピュータのAdministratorsグループに所属するユーザーまたは、ドメインのDomain Adminsグループに所属するユーザーで行ってください。
注意
本コマンド実行前には、必ずSDSVService.batコマンドを実行して中継サーバのサービスを停止してください。
インストール時には、停止していますので、サービスの停止は不要です。インストール後に変更したい場合は、サービスを停止してから実行をしてください。
使用例
管理サーバ/統合管理サーバのIPアドレスとポート番号を中継サーバに設定します。
例1 IPv4の場合
管理サーバ/統合管理サーバのIPアドレス:111.222.333.444
ポート番号:42050(デフォルト)
SDSVSetMS.exe -h 111.222.333.444
例2 IPv6の場合
管理サーバ/統合管理サーバのIPアドレス:2001:0db8:0000:0000:0000:0000:0000:9abc
ポート番号:42000
SDSVSetMS.exe -h 2001:0db8:0000:0000:0000:0000:0000:9abc -p 42000
実行結果/出力形式
success.