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Systemwalker Desktop Keeper 導入ガイド
FUJITSU Software

4.10 中継サーバをバージョンアップする

中継サーバのバージョンアップは以下の手順で実施します。

注意

  • バージョンアップ前の環境とバージョンアップ後の環境は、IPアドレスとホスト名が同じ値である必要があります。

  • Systemwalker Desktop Keeperの中継サーバとSystemwalker Desktop PatrolのSSが同居している環境でバージョンアップを行う場合は、中継サーバとSSの両方をアンインストールしたあとで、新しいバージョンの製品からインストールを行う必要があります。例えば、Systemwalker Desktop KeeperのバージョンがV15.1.3で、Systemwalker Desktop PatrolのバージョンがV15.1.1の場合、Systemwalker Desktop Keeperの中継サーバからインストールしてください。

  • V15.4.0以前からバージョンアップを行う場合、証明書を中継サーバに登録している場合、バージョンアップはできません。インストールされている製品の以下のマニュアルを参照し、証明書を再作成後、バージョンアップを行ってください。
    “導入ガイド”の“HTTPS通信を設定する”

  1. 中継サーバの退避を行ってください。退避方法については、“3.2 中継サーバの保守”を参照してください。

  2. 中継サーバのアンインストールを行ってください。アンインストール方法については、“5.6 中継サーバをアンインストールする”を参照してください。

  3. 2.9.1 データベースの公開設定を行う (統合管理サーバ/管理サーバ)”と2.9.2 中継サーバをインストールする”を参照し、中継サーバのインストールを行ってください。このとき、バージョンアップ前のインストール先と同じパスにインストールする必要があります。

  4. 中継サーバの設定変更コマンド(SDSVSetMS.EXE)で、管理サーバ/統合管理サーバを設定します。

    指定するオプションは、-hです。

  5. 3.2.2 資源の復元方法”を参照し、資産の復元を行ってください。