ソフトウェアのライセンスは、原則として1台のコンピュータにのみインストールすることが認められています。セカンドライセンスとは、コンピュータを使用する特定の1人が専用に使用するという条件において、もう1台、別の携帯用PCにインストールすることが認められているライセンスです。
セカンドライセンスを持つソフトウェアライセンスの管理と、そのセカンドライセンスを使用してソフトウェアのインストールを行う場合は、以下の流れでソフトウェアライセンスを管理します。
以下の例を用いて説明します。
例:セカンドライセンスを持つソフトウェアAをPC1にインストールし、ソフトウェアAのセカンドライセンスを使用してPC2にインストールする場合
ソフトウェアベンダとソフトウェアAのライセンス契約を結びます。
購入したソフトウェアライセンスの契約書を保管します。
契約したソフトウェアライセンスをSystemwalker Desktop Patrolに定義します。定義方法については、“5.2.1 ライセンス定義を登録する”を参照してください。
“3.”で定義したソフトウェアライセンスを管理するために、ライセンス情報を登録します。ライセンス情報を登録する方法については、“5.3.1.1 保有ライセンスを登録する”を参照してください。この時、[その他付帯条件]の項目にセカンドライセンスが有ることを明記してください。
ソフトウェアAをインストールしたPC1に対して"4."で登録したライセンスを割り当てます。保有ライセンスの割り当て方法については、“5.3.2 ライセンスを割り当てる”を参照してください。
“3.”で定義したソフトウェアライセンスのセカンドライセンスの情報を登録します。ライセンス情報を登録する方法については、“5.3.1.1 保有ライセンスを登録する”を参照してください。この時、“4.”で登録したライセンスのセカンドライセンスであることを明記してください。
ソフトウェアAのセカンドライセンスを使用しインストールしたPC2に対して、“6.”で登録したライセンスを割り当てます。保有ライセンスの割り当て方法については、“5.3.2 ライセンスを割り当てる”を参照してください。