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Systemwalker Desktop Patrol 導入ガイド
FUJITSU Software

2.7 CTをインストールする

CTのインストール方法について説明します。

なお、「Systemwalker Desktop Patrol CS」または「Systemwalker Desktop Patrol DS」をインストールしたPCには、「Systemwalker Desktop Patrol CT」が一緒にインストールされます。

CTの導入方法には、以下の方法があります。それぞれの概要については、“1.4 クライアント(CT)の導入方法を決定する”を参照してください。

注意

CT登録パスワードについて

  • CT登録パスワードを使用する場合は、サーバ管理者がカスタム設定用ポリシーの変更コマンド(CustomPolicy.exeコマンド)でCT登録パスワードを有効化してください。CT登録パスワードは、接続サーバ(CS/DS)単位に設定できます。カスタム設定用ポリシーの変更コマンド(CustomPolicy.exeコマンド)の詳細については、“リファレンスマニュアル”を参照してください。

    なお、CTの展開が完了したあとは、カスタム設定用ポリシーの変更コマンド(CustomPolicy.exeコマンド)でCT登録パスワードを変更することを推奨します。

  • CT登録パスワードを有効化している場合は、CT上で登録パスワードの設定が必要になります。

注意

書き込み保護が有効PCについて

  • BIOSの再起動パスワードは利用できません。

書き込み保護が「有効」なPCは、書き込み保護の設定を変更するために、Windowsを数回再起動します。 そのため、BIOSの再起動時にパスワードを要求する設定はOFFにしてください。

パスワード設定があると、BIOSのパスワード入力画面で停止し、その後の処理が継続できなくなります。

なお、BIOSの起動時パスワードは設定してください。

  • 編集中のファイルがあった場合、更新内容が破棄されます。

PCの書き込み保護の設定を変更するために、Windowsを再起動します。そのため、編集中のファイルの更新内容が破棄されます。

注意

  • インストール完了時に、OSの再起動が必要とのメッセージが表示された場合、OSを「再起動」させてください。
    高速スタートアップ機能が有効な環境でインストールを完了させるためには、OSの「再起動」が必要です。OSの「シャットダウン」ではインストールが完了しない場合があります。

  • インストール完了後に、CTインストーラを削除してください。

ポイント

  • 書き込み保護が「有効」なPCでは、以下のファイルを書き込み保護対象外に設定してください。

    • <DTPインストールディレクトリ>\invcl\env\ClientPolicy

    • <DTPインストールディレクトリ>\invcl\env\ClientProperty

    • <DTPインストールディレクトリ>\invcl\env\cmprdinv.ini

    • <DTPインストールディレクトリ>\invcl\env\UniqueID.dat

    • <DTPインストールディレクトリ>\invcl\env\tasklist.env

    • <DTPインストールディレクトリ>\invcl\env\FileDistribute.env

  • 書き込み保護が「有効」なPCでCT稼働状況ログを収集する際は、以下のフォルダを書き込み保護対象外としてください。

    • <DTPインストールディレクトリ>\FJSVsbtrsc\data\log

    書き込み保護対象外と設定しなかった場合、以下の情報が参照できません。

    • CT稼働状況ログ

    • logcheckコマンドの「稼働状況」

    • logcheckcsコマンドの「稼働状況」

  • 書き込み保護が「有効」なPCでWSUS連携機能を使用してセキュリティパッチを配信する場合は、以下のレジストリを書き込み保護対象外としてください。

    • レジストリ

      • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate 配下

      • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\DeliveryOptimization\Config 配下