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Systemwalker Desktop Patrol 解説書
FUJITSU Software

2.2.2 セキュリティ設定の監査/統制

PCのセキュリティの監査/統制は以下の流れで運用を行います。

この監査/統制のPDCAサイクルを、Systemwalker Desktop Patrolの機能を利用して実現する場合の動作概要を以下に示します。

セキュリティポリシーの統制状況は、セキュリティ監査レポートで確認できます。

クライアントで表示されるセキュリティ設定の診断結果画面を以下に示します。

ネットワークセキュリティ製品連携による検疫

ネットワークセキュリティ製品連携機能をクライアントに導入することにより、セキュリティパッチの未適用状態が猶予期間を超過した際に、ネットワークセキュリティ製品と連携して、対象の端末をネットワーク遮断します。動作概要を以下に示します。

クライアントで以下の通知が表示されます。

注意

ネットワークセキュリティ製品連携による検疫連携機能を利用する場合の前提条件

利用時に以下の前提条件があります。

  • ネットワークセキュリティ製品で、以下のレジストリによる遮断設定がされていること

    • レジストリキー:
      HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\Fujitsu\ITBudgetMGR\CurrentVersion\Install\SWDTPTOOL_BlockNetwork

    • レジストリ値:block_status
      1 :遮断対象
      0 :遮断対象外

    • レジストリキー:
      HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Fujitsu\ITBudgetMGR\CurrentVersion\Install\SWDTPTOOL_BlockNetwork

    • レジストリ値:block_status
      1 :遮断対象
      0 :遮断対象外

注意事項

  • 遮断事前通知時から端末を常に起動していた場合、以下のタイミングで遮断されます。

    • 遮断通知後1時間以内

    • ネットワークセキュリティ製品に再ログインした時