「user.lst」ファイルで設定したカタログ管理者を本ファイルにも設定します。本ファイルへのカタログ管理者の設定方法は、以下のとおりです。
「update.defファイル」が以下に示すディレクトリに存在しているか確認してください。
[WEB_COMP]は、Webコンポーネントのインストールディレクトリです。
Windowsの場合
[WEB_COMP]\bin\update.def |
UNIXの場合
[WEB_COMP]/bin/update.def |
カタログ管理者を設定します。
ポリシー定義ファイル(update.defファイル)を編集し、カタログ管理者を設定します。カタログ管理者は、「user.lst」ファイルで設定した管理者を設定してください。
「user.lst」ファイルに行う管理者の設定についての詳細は、“3.5 user.lstファイルに行う設定”を参照してください。
update.defの設定箇所
Applet |
USERNAME:カタログ管理者のユーザ名を指定します。
管理者が複数の場合は、「update.def」ファイルにあらかじめ記載されているUSERNAMEエントリと"{"から"}"まで(下線部分)を管理者の数だけコピーして設定します。
サンプルファイルには、1ユーザ分のひな型が記述されています。
複数の管理者の指定方法については、設定例を参照してください。
注意
USERNAMEの文字列以外は、変更しないでください。
設定例
【部門辞書運用の場合】
user.lstファイルにカタログ管理者(user1、user3、user12)を設定した場合
Applet |
【エンタープライズ辞書運用の場合】
user.lstファイルにカタログ管理者(user1、user3、user12)を設定します。
Applet |
ポリシー定義ファイルのコンパイル
手順2で編集したポリシー定義ファイルをコンパイルします。このファイルのコンパイルは、wscompileupdatedefコマンドを使用します。wsutilityファイルに対する環境設定を行ってからwscompileupdatedefコマンドによりポリシー定義ファイルのコンパイルを行います。
実行コマンド
Webコンポーネントのインストール先配下のbinディレクトリでコマンドを実行して、編集したポリシー定義ファイルのコンパイルを行います。
Windowsの場合
Webコンポーネントのインストール先が「C:\NAVIWC」の場合
C:\NAVIWC\bin> .\wscompileupdatedef.bat |
UNIXの場合
Webコンポーネントのインストール先が「/opt/FJSVnavwc」の場合
/opt/FJSVnavwc/bin> ./wscompileupdatedef.sh |
実行結果の確認
コマンドが正常に終了すると、以下のメッセージが表示され、update.obs が生成されます。確認してください。
Reading from file update.def...... |
ポリシー定義ファイルの確認
「update.obs」ファイルが、Webコンポーネントのインストールディレクトリの「bin」配下に存在するか確認してください。
Windowsの場合
dir [WEB_COMP]\bin\update.obs |
例:
C:\> dir C:\NAVIWC\bin\update.obs |
UNIXの場合
ls -l [WEB_COMP]/bin/update.obs |
例:
# ls -l /opt/FJSVnavwc/bin/update.obs |