その他のオプションを変更したい場合は、[その他]タブをクリックします。
→[その他]タブが前面に表示されます。
次のオプションを指定できます。
未分類のデータの扱い方
どのカテゴリにも分類できないデータ(未分類のデータ)があった場合の扱い方を指定できます。未分類のデータの扱い方は、[未分類のデータ]から選択します。次の選択ができます。
未分類のデータを集計から除き表示しません。
未分類のデータの個々の値を独立した分類にして集計します。
未分類のデータを「未分類」として集計して表示します。
以下のオプションの設定ができます。
[カテゴリがNULLの値のみ集計する]
指定した場合
未分類のデータのうち、カテゴリがNULLの値のものだけ単独で「未分類」として集計します。
指定しない場合
カテゴリがNULLの値のものもすべて含めた未分類データを「未分類」として集計します。
[集計結果がなければNULL値を表示する]
指定した場合
集計結果に値がなかった場合に[NULL値の表示]入力フィールドで指定した文字例で表示します。
指定しない場合
集計結果に値がなかった場合に、結果を表示しません。
未分類のデータを「その他」に含めて集計します。
ただし、「県」と「市」のような階層関係にある管理ポイントを同時に指定した場合、関連する管理ポイントについては、「未分類」として集計」を指定した場合と同じ結果になります。
NULL値の表示
NULL値が存在する場合に、NULL値を他の文字に置き換えて表示することができます。
NULL値を他の文字に置き換えて表示する場合は、[NULL値の表示]入力フィールドに置き換える文字を入力します。
列数制限の緩和
表頭のカテゴリ数とデータ項目の積が約1000項目を超える場合は、通常の方法では、問い合わせができません。ただし、本オプションを利用することで、表頭のカテゴリ数とデータ項目の積が1000項目を超えていても、2,097,152項目以内の場合に限り、問い合わせを行うことが可能になります。
ポイント
このオプションを利用した問い合わせにかかる所要時間について
このオプションを利用して行う問い合わせは、通常の問い合わせと比べて、多くの処理時間を要します。利用する際は、処理時間などを十分考慮してください。
また、本オプションの利用前に、問い合わせの条件などを指定して、列数が制限を超えないように分割してから問い合わせを行ってください。
列数は、以下の計算式で求めて確認します。
各管理ポイント、および、データ、問い合わせのオプションによって、カテゴリ数の求め方が異なります。
以下に詳細を説明します。
表頭の管理ポイントを指定している場合(簡易集計含む)
列数は、表頭指定されている管理ポイントすべてについてカテゴリ数とデータ欄のデータ項目数を調べて、次の計算式で求めてください。
列数= 表頭に指定している管理ポイントのカテゴリ数 ×表頭に指定している管理ポイントのカテゴリ数 ×表頭に指定している管理ポイントのカテゴリ数 ・・・ ×データ欄のデータ項目数
表頭の指定がない場合の列数
列数=データ欄のデータ項目数
カテゴリ数は、管理ポイントの種類と表のオプション設定によって決まります。カテゴリ数はは、以下の設定を確認して数えてください。
管理ポイントの種類
全値型管理ポイント
実際に存在するデータからカテゴリ数が決定されます。
時間型管理ポイント
期間での集計を行うため、実際に存在するデータでなく日を指定した場合、指定された期間の日数を元にカテゴリ数が決定されます。
月を指定した場合、指定された期間の月数を元にカテゴリ数が決定されます。
年を指定された期間の年数を元にカテゴリ数が決定されます。
時間型管理ポイントに「すべての期間」を指定した場合には、格納されている日付データの最小値~最大値の期間で表頭に作成します。
時間型管理ポイントを指定した場合は、異なる日付項目の時間型管理ポイントを複数個表頭に指定した場合、それぞれの期間のカテゴリ数の積で列数が決定されます。算出式にそれぞれをあてはめてください。
なお、列数が制限値を超えていないのに本メッセージが通知された場合は、日付項目に異常なデータが原因でエラー通知される場合があります。
また、表頭に指定した時間型管理ポイントを指定している場合に、データベース上のデータに0000や9999がある場合に本エラーが通知されます。日付項目のデータの確認を実施してください。
その他の管理ポイント
カテゴリ分けされている数がカテゴリ数になります。
表のオプション(時間型管理ポイントを除く)
表頭タブで[実績データのある列のみ表示する]の設定となっている場合
実績データのある列がカテゴリの数になります。
表頭タブで[実績データのない列のみ表示する]の設定となっている場合
実績データのない列がカテゴリの数になります。
表頭タブで[すべての列を表示する]の設定となっている場合
実績データにかかわらず、カテゴリ数になります。
注意
上限の1000項目は、目安のため、1000項目に満たない場合でもエラーとなる場合があります。この場合は、本オプションの指定で問い合わせができます。
[表頭]タブの[実績データのない列のみ表示する]が指定されている場合、この機能を使用することはできません。
この機能を使用すると、列数制限が緩和されますが、通常の問い合わせ処理に比べて処理時間が多くかかります。列数制限を緩和する必要のない問い合わせでは、この機能を使用しないようにしてください。
この機能を使用した場合でも、各管理ポイントのすべてのカテゴリ個数とデータ項目数の積が2,097,152を超えた場合はエラーとなり、「KVR39131E 列数が多くなるため処理できません。表頭の管理ポイントを減らして再実行してください。」のエラーメッセージが表示されます。