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Interstage Navigator ServerV9.6.0 ユーザーズガイド(Windowsクライアント編)
FUJITSU Software

4.5.9 条件を設定する

条件を設定するには、[データの詳細指定]画面から[条件指定]ボタンをクリックし、[条件の設定]画面を表示させます。

[表の種類]で[集計表]が指定されているときにだけ、集計結果の条件を指定することができます。

集計結果の条件指定は,数値属性のデータ項目、または[集計方法]に[件数(すべて)/件数(NULL値を除く)/件数(NULL値)/件数(重複を除く)]が指定された、文字属性のデータ項目にだけ指定できます。

以下の設定内容について説明します。

ポイント

  • 条件指定をした項目と条件指定をしない項目が[データ]フィールドにある場合、条件指定をした項目が優先されます。

  • 条件指定された項目が[データ]フィールドに複数ある場合、すべての条件を満たす行だけが表示されます。

  • 集計結果の条件指定は、「集計表」だけに有効です。「明細表」および「明細データ」では指定した内容は無効となります。

  • [表側]/[表頭]タブの[実績データのない行のみ表示する]/[実績データのない列のみ表示する]の指定は無効になります。

  • 「条件」のデータ項目を「データ」に移動した場合、指定している条件内容は無効となります。「条件」に戻した時はもとの条件内容は有効になります。

  • 集計結果に条件を指定した場合、「複数のカテゴリに同じ内訳を許す」カテゴリ型の管理ポイントや時間テンプレートを使用すると、合計/中計の行と列は欠測値になります。

  • 構成比や累積された値で、集計結果の条件を指定することはできません。構成比を求める前の値や累積される前の値で条件が有効となります。

  • データ項目が文字型のとき、集計方法が「件数(すべて)、件数(NULL値)、件数(NULL値を除く)、件数(重複を除く)」の場合に、条件指定が可能です。

[指定]ラジオボタンを選択した場合の条件の設定

[条件の設定]画面で[指定]ラジオボタンを選択した場合、 [一致指定]と[範囲指定]のどちらかを選択、または[一致指定]と[範囲指定]の両方(OR条件)を選択することができます。また、NULL値も含むことができます。

一致指定を選択した場合
  1. 一致指定で対象とする数値を指定します。

    項目のデータ値と比較する数値を、[一致キー]入力フィールドに指定します。複数個の数値を指定する場合は、半角のカンマ「,」で区切って指定します。

    記入例)10,20,30

    数値は、符号(+、-)、数値(0~9)、小数点(.)からなる数値を設定します。正の値の場合には、「+」の符号は省略することができます。また、小数点以下の桁がない場合は、小数点(.)を省略することができます。

    注意

    「'」「,」「_」「_」「%」「%」を含む文字列を使用することはできません。

  2. 検索方法を選択します。

    一致指定で選択できる検索方法は、「一致するデータ」だけになります。

    [一致キー]と[検索方法]でヒットしないデータを対象とする場合は、[一致しないデータが対象]チェックボックスにチェックします。

範囲指定を選択した場合
  1. 範囲指定の下限条件を設定します。

    指定する値よりデータ項目の値が「大きい(より大きい)」、「等しいか大きい(以上)」などの条件を設定します。下限条件を設定しない時は、この操作は不要です。

    値を指定する場合は、[この値]テキストボックスに数値を入力します。

    数値は、符号(+、-)、数値(0~9)、小数点(.)からなる数値を設定します。正の値の場合には、「+」の符号は省略することができます。また、小数点以下の桁がない場合は小数点(.)を省略することができます。

  2. 範囲指定の上限条件を設定します。

    指定する値よりデータ項目の値が「小さい(より小さい)」、「等しいか小さい(以下)」などの条件を設定します。上限条件を設定しない時は、この操作は不要です。

    値を指定する場合は、[この値]テキストボックスに数値を入力します。

    数値は、符号(+、-)、数値(0~9)、小数点(.)からなる数値を設定します。正の値の場合には、「+」の符号は省略することができます。また、小数点以下の桁がない場合は小数点(.)を省略することができます。

  3. 範囲指定の下限条件と上限条件を設定します。

    指定する値よりデータ項目の値が「小さい(より小さい)」と「等しいか小さい(以下)」、および「大きい(より大きい)」と「等しいか大きい(以上)」などの条件を設定します。下限条件と上限条件を設定しない時は、この操作は不要です。

[NULL値を除くすべて]ラジオボタンを選択した場合の条件の設定

対象となる項目に何らかの値が入っているデータが条件として設定されます。

[NULL値のみ]ラジオボタンを選択した場合の条件の設定

対象となる項目に値が入っていないデータが条件として設定されます。

[指定しない]ラジオボタンを選択した場合の設定

[指定しない]ラジオボタンを選択した場合、[データ] フィールドのデータに対して条件の指定をしません。