機能説明
本コマンドは、Open監視サーバ/ Open監視プロキシのインストール時に実行され、Open監視で利用するZabbixテンプレートをセットアップします。
本コマンドを実行することにより、Open監視が対応するZabbixバージョン時点における最新のZabbixテンプレートがインポートされます。
記述形式
swopntemplatesetup | -u ユーザ名 -p パスワード |
オプション
Zabbix特権管理者のユーザ名を指定します。
途中に空白を含む場合は、ダブルクォーテーション「""」で囲って指定してください。
Zabbix特権管理者のパスワードを指定します。
復帰値
正常終了
異常終了
内部エラー
コマンド格納場所
Linux | /opt/FJSVfjzbx/bin |
実行に必要な権限/実行環境
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
Open監視サーバ、Open監視プロキシで実行可能です。
注意事項
本コマンドはOpen監視を停止した状態で実行してください。
本コマンドは、V15.3.0以前のOpen監視にのみ存在する以下のZabbixテンプレートを削除します。
Template Virt VMware
Template Virt VMware Guest
Template Virt VMware Hypervisor
また、本コマンドによってインポートされるZabbixテンプレートと同一名称の既存テンプレートが存在していた場合、それらの既存テンプレートを上書きする形でインポートします。
これにより、既存のZabbixテンプレートに行っていた設定が削除される可能性があります。
そのため、既存のZabbixテンプレートに設定を行っている場合は、本コマンドの実行を推奨しません。
実行結果/出力形式
正常終了時
標準出力に以下のメッセージが出力されます。
swopntemplatesetup: INFO: 00000: The zabbix template setup has ended normally.
異常終了時
標準エラー出力に以下のメッセージが出力されます。
実行結果:Webサーバのポート番号がすでに使用されていた場合
swopntemplatesetup: ERROR: 00010: Port used by the apache is already in use: port = %1
%1:Webサーバが使用するポートのうち、すでに使用されているポート番号
実行結果:コマンドがすでに実行済の場合
swopntemplatesetup: ERROR: 00001: Command swopntemplatesetup rejected. Already running : swopntemplatesetup