各種データベースを削除する手順について説明します。
注意
インベントリデータベースを削除する場合の注意事項
インストールレス型エージェント監視のポリシーを作成している状態で、インベントリデータベースを削除すると、作成済みのインストールレス型エージェント監視のポリシー内容の一部が失われ、正常に更新/削除を実施できなくなります。
そのため、インベントリデータベースの拡張以外でインベントリデータベースを削除する場合は、以下のどちらかの作業を行ってください。
インベントリデータベースの削除の前に、インストールレス型エージェント監視のポリシーをすべて削除する
フレームワークデータベースとインベントリデータベースを両方とも削除する
インベントリデータベースの削除
インベントリ管理のデータベースを削除する場合は、削除コマンドを実行します。
以下の場合、RDB管理情報専用パーティションを準備します。
RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーティションをマウントします。
Oracle Solaris Clusterで、RDB管理情報専用パーティションをGlobal File Systemで作成する場合、Systemwalker Centric Managerで使用する共有ディスク上のデバイスグループをプライマリノードへスイッチオーバします。
以下のコマンドでインベントリ管理のデータベースを削除します。
/opt/systemwalker/bin/MpDTPSetup
以下のインベントリ管理セットアップメニューから「2」を選択します。
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|=============================================================|
|インベントリ管理 on FUJITSU |
| セットアップメニュー |
|=============================================================|
|1:インベントリ管理環境作成 |
|2:インベントリ管理環境削除 |
|3:保守 |
|q:終了 |
SELECT ==> 2削除の確認メッセージに「y」を入力し、インベントリ管理のデータベースを削除します。
+-------------------------------------------------------------+
|インベントリ環境削除を開始します。 |
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|処理を開始すると、インベントリ管理の環境は削除されます。 |
|実行可能な環境にあることを十分確認して続行してください。 |
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処理を続けますか?[y/n]RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーティションをアンマウントします。Oracle Solaris Clusterで、パーティションをGlobal File Systemで作成する場合はアンマウント不要です。
ポイント
環境削除が正常に終了した場合は、以下のメッセージが出力されます。以下のメッセージが出力されなかった場合は、再度、環境を削除してください。
UX:MpDTPSetup:インベントリ管理環境削除は正常終了しました。 処理が完了しました。リターンキーで初期メニューに戻ります。