主系サーバと従系サーバで、構成情報およびポリシーの同期をコマンドで実行する手順を以下に示します。
手順
自動アクションの実行の抑止・解除を自動で実行している環境で、二重化環境のアクション環境設定ファイルを変更する場合は、主系サーバで自動アクションの実行環境設定を行います。
詳細は、“自動アクションの実行環境設定【Windows版】”を参照してください。
主系サーバで、構成情報の作成/ポリシーの設定を行います。
“ポリシーの作成”を参照して、“構成情報の作成”から“ポリシーの設定”までの手順を実施してください。“ポリシーのクローニング”以降の作業は不要です。
主系サーバで、mpduppolbkコマンドを実行します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpcmtool\Common\mpduppolbk -b ポリシー情報退避先ディレクトリ -h1 主系サーバのホスト名 -h2 従系サーバのホスト名
必要に応じて、-fオプションを追加してください。-f オプションを指定すると、-bオプションに指定した退避先ディレクトリ配下に過去の退避資源が存在していた場合、過去の退避資源を削除して処理を行います。
mpduppolbkコマンドで移出したポリシー情報を従系サーバに転送します。
従系サーバで、mpduppolrsコマンドを実行します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpcmtool\Common\mpduppolrs -b ポリシー情報退避先ディレクトリ
必要に応じて、自動アクションの抑止やリモート操作のユーザ名を設定するオプションを追加してください。
部門管理サーバが存在する場合は、従系サーバの起動完了後、主系サーバでネットワーク管理のポリシーを反映します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\MpNetmgr\bin\mpnmpref.bat
mpduppolbk(二重化環境における主系サーバ側のポリシー情報移出コマンド)、mpduppolrs(二重化環境における従系サーバ側のポリシー情報移入コマンド)、mpnmpref(ネットワーク管理ポリシー反映コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。