運用管理サーバ二重化のシステム構成では、複数の運用管理サーバをそれぞれ主系、従系として設定します。常に、従系側でも監視や操作は可能です。ただし、運用上の不整合をなくすために、従系では一部の機能の使用を制限します。
注意
全体監視機能と運用管理サーバ二重化機能を併用することはできません。また、運用管理サーバを二重化する場合、主系サーバおよび従系サーバの上位サーバとして、全体監視サーバを配置することはできません。
ソフトウェア条件
インストール種別に応じて、それぞれ必要なソフトウェアをインストールしてください。
運用管理サーバ(二重化)
OS | ソフトウェア条件 | インストール種別 |
---|---|---|
Windows | Systemwalker Centric Manager EE | 運用管理サーバ |
Solaris(注) | Systemwalker Centric Manager EE/GEE | |
Linux | Systemwalker Centric Manager EE/GEE |
注) Solaris版の運用管理サーバは、Systemwalker Centric Manager V15.1.1までの提供です。
部門管理サーバ
OS | ソフトウェア条件 | インストール種別 |
---|---|---|
Windows | Systemwalker Centric Manager SE/EE | 部門管理サーバ |
Solaris(注) | Systemwalker Centric Manager SE/EE | |
Linux | Systemwalker Centric Manager SE/EE |
注) Solaris版の部門管理サーバは、Systemwalker Centric Manager V15.1.1までの提供です。
運用管理クライアント
OS | ソフトウェア条件 | インストール種別 |
---|---|---|
Windows | Systemwalker Centric Manager EE | 運用管理クライアント |
Systemwalker Centric Manager EE/GEE |
業務サーバ
OS | ソフトウェア条件 | インストール種別 |
---|---|---|
Windows | Systemwalker Centric Manager SE/EE | 業務サーバ |
Solaris | Systemwalker Centric Manager SE/EE | |
HP-UX | Systemwalker Centric Manager SE/EE | |
Linux | Systemwalker Centric Manager SE/EE |
注意
運用管理サーバ二重化を構成する主系サーバおよび従系サーバは、同じ環境で構築します。バージョンレベルおよびOSが異なるものでは構築できません。
接続するサーバ(部門管理サーバ/業務サーバ)およびクライアントは、運用管理サーバと同じバージョンレベルまたは、それ以下のバージョンレベルで、構成してください。
なお、配下になるサーバ(部門管理サーバ/業務サーバ)およびクライアントのバージョンレベルが運用管理サーバと異なる場合、一部の機能が使用できないことがあります。詳細については“Systemwalker Centric Manager 解説書”の“バージョンの組み合わせ”を参照してください。
VM運用の場合、同一物理サーバ内のゲストOS、ホストOSで運用管理サーバの二重化環境を構築できません。
従系の運用管理サーバが複数ある環境で、自動アクションの実行の抑止・解除を利用する場合
自動アクションの実行の抑止・解除を手動で実行する設定をしてください。