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Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド
FUJITSU Software

3.5.7 監査ログ管理を使用している場合

監査ログ管理機能を使用している場合は、以下の手順に従って作業を行ってください。

詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編”の“コマンドを使用して設定する”を参照してください。

  1. ログを収集するために作成したユーザ資産の復元

    退避したファイルを、バージョンアップ後に、バージョンアップ前の環境と同じディレクトリ配下へ復元(コピー)してください。

  2. 転送用ディレクトリの設定

    以下の手順で、転送用ディレクトリの設定を行ってください。

    1. バージョンアップ前に転送用ディレクトリを変更している場合、またはバージョンアップ前に設定した転送用ディレクトリを変更したい場合は、転送用ディレクトリを作成してください。

    2. mpatmlogdef(ログ収集情報定義コマンド)を使用して、転送用ディレクトリを再設定してください。
      mpatmlogdef(ログ収集情報定義コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

  3. 収集するログファイルの収集情報更新(追加・更新・削除)

    収集するログファイルの収集情報を更新(追加、更新、削除)する場合は、mpatmlogapdef(ログ収集設定コマンド)を使用して、収集するログファイルを更新してください。

    mpatmlogapdef(ログ収集設定コマンド)については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

  4. サーバ種別の設定

    バージョンアップ前にサーバ種別を中継サーバにしていた場合に必要な手順です。

    mpatmsvrtypedef(サーバ種別設定コマンド)を使用して、サーバ種別を中継サーバに設定してください。

  5. 監査ログ収集の実施

    運用管理サーバから監査ログ収集を実施してください。

    バージョンアップ後のログ収集は、以下のように行われます。

    OS

    バージョンアップ先

    同一コンピュータ

    別のコンピュータ

    Windows

    移行前に収集した時から増加したログデータを収集

    7日前まで遡ってログデータを収集

    UNIX

    7日前まで遡ってログデータを収集

    7日前まで遡ってログデータを収集

    監査ログ収集のコマンドの詳細、注意事項、およびスケジューリングなどの運用方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編”の“監査ログを収集・管理する”を参照してください。